立ち上がった際、腰が伸びない時の対処法
こんにちは、GENRYUです(^^)
現代人の特徴として、日常生活だけを送っていると「腰を曲げる」機会は多いですが、
「腰を反る(体幹伸展)」機会がほとんどありません。
本題に入る前に、あなたにやって頂きたいことがあります。
立ち上がって頂き、腰を後ろに反ってみてください。
(注意点:痛くない範囲でOKです。無理をせずに行ってください。)
その際の天井が見える位置を覚えておいてくださいね。
(後ほど、チェックします)
「カラダを反る時の大きな間違い」
先ほど、カラダチェックで腰を反って頂いたと思いますが、
この「腰を反る動き」がそもそも手順が間違っている方、
「正しい腰の反り方」が出来ていないケースが非常に多い...
ポイントは「骨盤の使い方」と「胸椎」の動きです。
「間違っている腰の反り方」
下図のように立って腰を反ろうとすると、
「骨盤後傾(骨盤が後ろに倒れる動き)」が出ないまま、
骨盤前傾(骨盤が前に倒れる動き)のまま、腰を反っているケースがとても多いです。
この状態で腰を反ろうとすると、腰椎が過伸展(腰を反りすぎてしまう)が起きてしまい、
椎間板に負荷がかかりすぎ、腰痛が生じてしまいます...
また、「胸椎伸展(胸椎を反らす動き)」が出ないまま「腰だけが反っている」状態
になっているため、腰の椎間板に過剰が負荷かがかかりすぎ、
腰痛を助長しているケースが非常に多いです...
あなたもこのような「腰の反り方」になっていませんか?
「正しい腰の反り方」
下図のように腰を反ろうとする時、
①「骨盤後傾(骨盤が後ろに倒れる動き)と前方への動きを出す。
②「腰の伸展(腰を後ろに反る動き)」
③「胸椎の伸展(胸椎を後ろに反る動き)」
④「頚椎の伸展(首を後ろに倒す動き)」
この順番で行ってください。
ここでもう一つアドバイスですが、
日常生活でほとんど使う頻度が少ない「胸椎の伸展」です。
この動きが少なければ少ないほど、姿勢が「猫背」になったり、
「巻き肩」になったり、「反り腰」になってしまいます。
というか現代の生活では、長時間のデスクワークやスマホ使用により、
「胸椎の伸展」が出来ていない方が激増しており、
これによって上記のような不良姿勢が多くなっています。
その結果、腰痛が中々改善しないケースも多発しているんです。
その対策として、下図のような体操がオススメです。
このように骨盤を浮かせないように、
「胸椎の伸展」を促す体操を行うことが本当に大切です。
目標は痛気持ち良い程度まで「胸椎の伸展」を行い、
そこで30秒キープします。
これを3セット行ってください。
この「胸椎の伸展」が出来るか出来ないかで痛みの程度や
その後の姿勢が変化してきます。
このエクササイズを行った後、
上記の「正しい腰の反り方」を行って頂けると、
腰痛が少しずつ改善してきますので、
ぜひ、実践してみてくださいね(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)



