今日から新年度スタート、新たな治療メニューが完成。
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、人間の生命活動の司令塔「脳」について
こちらのテーマでお届けします。
人間の脳には、1,000億個の神経細胞が存在し、
「脳細胞集団」を構成しています。
つまり「脳」は「脳細胞が集まった集団」だということです。
「脳」の重さは、成人で体重の約2%(成人男性では1,450g 成人女性では1,340g)です。
「脳」を理解するためには、
まず3つの領域をおさえておく必要があります。
「脳」の3つの領域
1.「大脳」
2.「脳幹」
3.「小脳」
これをそれぞれ解説していきます。
1.「大脳」
脳の部位で一番大きく全体の85%を占めている。
<大脳の働き>
・感覚、思考、感情、記憶といった精神活動を制御する
*精神と肉体の活動を制御する中枢
2.「脳幹」
間脳、中脳、橋、延髄をまとめた部分
<脳幹の働き>
・呼吸、睡眠、心拍数、体温などを調整している
*無意識下に行われる生命維持活動の中枢
3.「小脳」
脳全体の10%を占めている
<小脳の働き>
・平衡機能、円滑な運動、姿勢維持などを調整している
*運動学習の中枢
これらの3つの領域が独自の役割をもって、連携し
全体として生命活動の司令塔となっています。
僕たちは、これらの3つの領域がしっかり活躍していくれているおかげで、
一日を無事に生きることが出来ているんです!
「脳」の大きな仕事は、これらの領域を使いながら「カラダを守ること」です。
そして基本原則として、
1.『脳の一番の仕事は体を守ること』
2.『脳は危険予測によって体を守る』
3.『予測機能がうまく働かない時も、脳は体を守ろうとする』
これから考えないといけないことは、
あなたのカラダが「腰痛」や「肩痛」、「膝痛」などの痛みを感じている場合、
それは「脳」が作り出す「カラダを守るための反応」だということです。
ですから、不用意に「筋肉が固まっていて痛みが出るから揉めば良い」という
発想は危険!!
これは「脳のことが理解出来ていない」。
「脳」のことを少しずつ理解していくと、
「痛み」の捉え方とアプローチの方法が180°変わってきます。
今日はこのことをポイントとして覚えて頂ければと思います。
このように「脳の構造」や「脳の役割」をおさえながら、
自分のカラダに置き換えて物事を考えていく「視点」を届けられればと思います。
では、明日も一緒に学習していきましょう(๑•̀ㅁ•́๑)✧