股関節を曲げるとつまって曲げにくい...そんな時はココをほぐして。
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回も前回に引き続き、
「股関節痛」をはじめとする
「関節痛」を緩和する上で大切な豆知識(後編)。
こちらをお伝えしていきます。
前回は、「ルブリシン」について解説ました。
今回は、もう一つ大切な物質「イリシン」について
解説していこうと思います。
こちらもおそらく初めて聞く方ばかりだと思います。
「インリン」とは、「スポーツホルモン」とも呼ばれ、
主に骨格筋から分泌されるマイオカインです。
マイオカインとは、骨格筋(筋肉)から分泌される
生理活性物質(サイトカイン)の総称で、
ギリシャ語のmyo(筋)とkine(作動物質)を
組み合わせて作られた造語になります。
近年研究が進んで「運動と健康」の
仕組みを解明するカギとなる物質として
注目を集めているんです。
話を戻して、その「イリシン」を分泌させるためには、
主に運動による筋収縮が引き金となっているようなんです。
この「イリシン」は適切な強度の運動を行うことで、
関節内に分泌され、なんと、
軟骨細胞の炎症を抑制してくれたり、
軟骨損傷を軽減してくれる働きがあるんです。
そのことから、適切な強度の運動は、
変形性関節症による炎症状態を抑制する効果があり、
炎症を抑えるためにインリンが大きな役割を
果たしていることがわかりますよね。
結果、変形性関節症を改善・予防するための方法は、
「運動をせず安静にすごす」のではなく、
「適切な強度の運動」をしっかり行うことが
大切だということです!!
このように今後はエクササイズのご紹介だけでなく、
論文結果からわかる知見などもお伝えしていきますので、
楽しみにしておいてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)