「今さら聞けない『基礎代謝』の秘密 - 40代・50代女性の体重管理の新常識」(理論編)
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、ダイエットを成功させる秘訣、「タンパク質」しっかり摂っていますか?
というテーマでお届けします。
今回もとても面白い本を参考にさせて頂きました。
本のタイトルは、
「食べてやせる!若返る!病気を防ぐ!たんぱく質・
プロテイン医学部教授が教える最高のとり方大全」です。
著者は、上月正博先生になります。
あなたはダイエットするために、食事制限をされたことがあると思います。
その時に、キチンとタンパク質は摂取出来ているでしょうか?
タンパク質はメッチャ大切な栄養素で、
僕たちのカラダは、水分、糖質、脂質、タンパク質、ミネラルで構成されていて、
水分が全体の60〜70%、それに次ぐのが
タンパク質で全体の20%弱を占める、とっても多い成分なんです。
このタンパク質から、骨や筋肉、臓器、皮膚、毛髪、各種ホルモン、酵素、抗体
などが作られます。
その他にも、体内のエネルギー源になったり、
カラダの機能を調整してくれたり、恒常性を維持してくれる働きがあるんです。
そんなタンパク質ですが、
現代人のタンパク質摂取量が減っているということをご存知でしょうか?
上月正博先生曰く、現代人のタンパク質摂取量は、
1970年以前の摂取量まで落ちこんでいるということです。
この原因なんですが、
過度のダイエットや、野菜中心の食生活が増えてきたことが挙げられます。
これにより、タンパク質が低下することから、
逆に肥満や糖尿病のリスクが高くなると言われているんです。
また、シミ、シワ、薄毛、骨粗鬆症、うつ、感染症、寝たきりなどの
元凶になってしまいます。
それを予防するためにも、ダイエットのためにも
タンパク質は必要なんです。
では、どのようにタンパク質を摂取すれば良いのでしょうか?
著者がオススメしている最新の研究によると、
①筋トレなどで、筋肉量を増やしたい方のタンパク質摂取量の目安は、
1日に体重1Kgあたり1.4〜1.7gのタンパク質摂取。
②長距離走など持久系のトレーニングをしている方は、
1日に体重1Kgあたり1.2〜1.4gのタンパク質摂取。
③軽度の運動をしている方は、
1日に体重1Kgあたり0.8〜1.1gのタンパク質摂取。
④中等度の運動をしている方は、
1日に体重1Kgあたり1.2〜1.4gのタンパク質摂取。
⑤高強度の運動をしている方は、
1日に体重1Kgあたり1.6〜1.7gのタンパク質摂取。
ということです。
最後にタンパク質はどのタイミングで取れば良いのでしょうか?
ベストな時間は、朝食の時です。
この理由は2つあり、
1つ目の理由は、タンパク質は食事誘発性熱産生が高いからです。
食事誘発性熱産生とは、吸収された栄養素が分解される時、
熱を生み出すということです。
つまり、朝食にタンパク質を摂取すると、
エネルギー代謝が良くなり、太りにくいカラダを作ることが出来ます。
もう1つの理由が、食事の間隔の時間が夕食〜朝食が長くなるからです。
体内のタンパク質量が減るということは、
筋肉の合成よりも、分解が多くなってしまい、
その影響で、基礎代謝が下がってしまうからです。
ちなみに、筋トレをされている方は、筋トレの前後、どちらで
タンパク質を摂取すれば良いのでしょうか?
この答えは、筋トレの後が良い!と思っているあなた、
最新の研究では、筋トレの前後、どちらでもOKということです。
ただし、空腹で筋トレをしてしまうと、
タンパク質不足で筋肉からの分解が進んでしまうため、
かえって筋肉が不足してしまいます。
ご自身の空腹状況で判断して頂ければと思います。
今回の内容をしっかりおさえて頂き、
タンパク質が不足しないようにしっかり摂取して頂くことで、
ダイエットにお役立て頂ければと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)