肩を動かすと腕の前面に痛みが出る時の対処法。
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、肩こりを改善する方法(腱板編)についてお伝えしていきます。
まずあなたは、「腱板」という言葉をご存知でしょうか?
これは肩関節の中にあるインナーマッスルになります。
構成としては、
・棘上筋
・棘下筋
・肩甲下筋
・小円筋
この4つの筋肉を総称した名前が「腱板」と呼びます。
この腱板ですが、肩関節の中で非常に大切な役割をしてくれています。
そもそも肩関節ですが、股関節と違い、非常に不安定な関節なんです。
その不安定な関節を安定させるために、この腱板が働いてくれています。
主な役割としては、上腕骨(腕の骨)を関節面に近づけてくれて、安定して肩が動くようにサポートしてくれているんです。
このサポートがあるから、僕たちは自由に腕を上げたり、物を取ったり、服を着たり出来るんですね。
しかし、これらは筋肉ですから、鍛えていかないと段々その働きが低下してきます。
低下してくると、肩関節は不安定になってくるので、他の大きな筋肉を使ってそれを代償(かばう)しようとするんですね。
これが肩こり発生のメカニズムです。
この肩こりを放置しておくと、あなたもよくご存知の四十肩、五十肩などの肩関節周囲炎という形で病状が進んでいくんです。
それを予防するためには、この腱板を鍛えるエクササイズが必要になってきます。
今回は、そのエクササイズの中で、簡単に出来る方法をご紹介致します。
まず1つ目は、指先は肩につけて頂き、肘を上に持ち上げる(約90°程度)エクササイズです。
その時の注意点ですが、必ず指先を肩につけた状態で行うことです。
2つ目のトレーニングですが、今度は脇を締めた状態で腕を下に垂らします。
その状態で腕を痛みのない範囲で捻じるエクササイズになります。
この時の注意点は、肘がカラダの横から離れないように行うことです。
どちらも負荷はいりません。
負荷をかけると腱板が上手く働かないため、負荷をかけずに行うことがポイントになります。
ぜひ、肩こりや肩痛でお困りの方は実践して頂き、症状を改善して頂ければと思います。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)