「重要回」セミナーを開催して、改めて再認識した「脳の重要性」と今後のコラム運営方針について。
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、組織が損傷した後、どうやって修復されるのか?について解説していきます。
ちょっとマニアックですが、、、最後までご覧ください。
組織が損傷(例えば、転倒後の切り傷や擦り傷、ケガなどによって)されると、肥満細胞が「ヒスタミン」という物質を放出します。
これが炎症性化学物質で、血管を拡張させその部位への血流を増加させる。
血管は血液を止めるための塊「血小板」を供給します。
さらに血管は、キズ口から入ってきた細菌と戦って損傷した組織と破片を取り除くために「好中球」と「マクロファージ」を供給するんです。
そして修復過程が続くにつれて、血小板が固くなって「かさぶた」になり、線維芽細胞は瘢痕組織に肉芽細胞を作るための「コラーゲン」を分泌します。
さらに進むと、上皮が正常な厚さに再生され、血管が復活し、かさぶたが取れた時点で修復完了となります。
この修復過程をしっておかないと、どの時点からカラダを動かし始めてよいのか?
どの程度負荷をかけてよいのか?
あとどれぐらいで治癒に至るのか?
などを判断できなくなります。
そうすることで、回復が遅れてしまったり、パフォーマンスが落ちてしまったりしますので、簡単に理解して頂けるとよいと思います。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)