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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

テストで討論がある場合は視点をたくさん持ちましょう

2015年12月25日

テーマ:実は知らない面接対策・集団討論対策

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 正しい歩き方

昨年、聖バルナバ助産学院で、スポーツについてというテーマで討論がありました。当塾から受験した人がいたのですが(結果は補欠合格でした)、かなりパニックになったそうです。周囲も同様で、あまり話が進まなかったとの事でした。受験会場において突如スポーツについてといわれると、まず「何を言えばいいのか?」という疑問から始まると思うのですが、実はそこが躓きの始まりです。討論ですから、情報提供意識をしっかりもって、観察者が「勉強になった」と思えるような情報を出し合うのが本来の姿です。そうであるにも関わらず、「スポーツって身体にいいよね」といったような薄い言葉しか出てこないと、なかなかリカバリーができなくなってしまいます。こういった時には、まずスタートラインの設定が必要です。それは、自分が受験する分野とスポーツの統合から、ということになります。さらに助産学校であれば、助産師さんのスポーツというよりは、妊婦さんのスポーツと見るのが妥当です。そこから始めて、「妊婦さんがよくしているスポーツ」「助産師が妊婦に推奨するスポーツ」「妊娠中にスポーツがある程度必要とされる理由」「スポーツをした場合(しなかった場合)の胎児への影響」などと助産師や妊婦関連の問題をできるだけたくさんイメージします。できればそれだけにとどまらず、「最近のスポーツ選手の活躍」、最近ではリオオリンピックや東京オリンピックについての情報もあっていいと思います。あるいはジャンルを限定するのも良いでしょう。例えば水泳、ヨガ(スポーツがどうか微妙ですが)、ウオーキングなどです。さらに奥に入って、例えばウオーキング時の正しい歩き方と姿勢が妊娠継続にどんな効果があるか、などというピンポイントの提案もあっていいと思います。まず討論の前にこのくらいのイメージを作ってしまい、その中から流れでメインとなる問題と、自分が情報提供しやすいネタをあわせて、後は自分の言葉で話しましょう。これから討論の控えている方は参考にしてください。


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