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弱いものは徒党を組んで攻撃してくる ~蚊の習性(攻撃性)と人間心理(習性)の関連性~

そうかわかりましたよ。
よく考えたら簡単にわかるようなもんですが
蚊は私たちが痛みを感じないように親切心で麻痺させてるわけではなく(麻酔効果、かゆみ)
自分たちが血を吸いやすいように自分たちのためにかゆくさせてるんですね。

ですから大体同じ箇所を狙って何回も攻撃してきますし
蚊も最初から一発で吸ってやろうという気はなく
何回もアタックすることを前提に襲撃してくるんですね。
その度に徐々に感覚を麻痺させて人間が気づきにくいようにしてるんです。

そうすれば後から他の仲間も吸いやすくなりますし
何匹かで結託して計画的犯行に及んでいるというわけです。

蚊は一匹一匹それぞれが一撃必中を狙って攻撃してきているのではなく
徐々に人間の感覚を麻痺させようと(弱らせようと、反応を鈍くさせようと)襲ってくるのではないでしょうか。

相手を徐々に弱らせるやり方は卑劣な手口ですが
これは生物界にとっては自分が生き残るための常套手段(戦略、生存本能)であって
やはり人間の世界でも相手を弱体化させる手段は自分がその世界で生き残るための常套手段だと言えるでしょう。

このように見ると人が相手を攻撃するのは相手が憎いからというよりも
自分が生き残るための常套手段の一つなのかもしれません。

つまり自分の心(心のあり方、心の状態)に目を向けてみれば
相手のせいで相手を攻撃したり感情的になるわけではなく
自分が弱いせいで(主に心の強さ)常套手段を行使しているのを自分では気づいてないのだと言えます。

だからつい相手のせいにしてしまい、嫌悪感など相手に対して攻撃的な感情や態度になってしまうのでしょう。
そしてこれが人間心理だというわけです。
(もちろんだから悪いということではありません)

蚊に対しても何か法律的な危害を加えられたわけではありませんが(蚊に個人的な恨みはないのに)
あのかゆみのせいで存在そのものに憎悪の念を抱いてしまうのと同じなのかもしれませんね。

生物学的な見地から蚊の習性(攻撃性)と人間心理の関連を見てきました。

ぜひこの特徴を参考にして
自分の態度(言動)がどういう態度なのかを振り返って客観視できるようになりたいものです。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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