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花に接してみてわかった事 ~ガーデニングなど自然に人間が手を加える事の是非~

2016年6月14日

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: ガーデニング 柵

四季折々、季節の花々というものは見ているだけでも心が洗われ癒やされます。

しかしそんな花でも、伸び放題散らかり放題の、いわゆる自然な状態より
やはりガーデニングのように手入れしてやる必要があるんだなと感じました。

私はどちらかと言うと、何も手入れとかせず自然のままが良いんじゃないかと思ってましたし
あまり人間が手を加えるのは好まなかったのですが
実際生の花に接してみると、やはり手入れしてやらなければすぐ枯れてしまいますし
自然に放置してると害虫や病気にやられたりして死んでしまうのです。

水と土さえあればどこでも咲いてくれるというわけではなく
水も大量にやれば根が腐ってしまいますし、土にも肥料など栄養が必要なのです。
自然に任せて放っといたら花がキレイに咲いてくれるわけではありません。

植物は自然のものだから自然のままが良いように思いますが
先程も申しましたように何も手入れしてやらなければ自然のままでは死んでしまいますし
(特にガーデニングのように人間の世界に生きるなら)
花を手入れするとは人間が思い通りに操作したり支配する事ではなく
いわば自然と人間の共存共栄なのです。

植物も自身が生き残るために(生存競争を勝ち抜くために)
自然というあらゆる脅威やストレスと戦って生きています。

自然のものだからなるべく人間は干渉せず
自然のまま任せといたらそれで良いというわけではないんですね。
人間との共生の中で花咲く命もあるという事です。

私は実際植物と接してみる事で、この事を実感させられました。
以前とは大きく考えを変えさせられました。

そうして植物は植物で長くキレイな花を咲かせ
その見返りとしてではないですけども
人間の目を楽しませ、人間の心を癒やしてくれる存在になるのです。

例え相手が植物であっても心は繋がってるという事。

そしてこの関係は人間同士でも同じではないでしょうか。

相手の気持ちを思いやる事で、丁寧に接する事で共に共存共栄の関係を築いていけますし
やはりお互いがお互いに相手任せにして
ああしてくれないこうしてくれないと一方的な不満を抱えているような関係とは
自分は長く楽しみたいからと相手にだけ努力を求めるような
ただ相手が枯れていくのを待ってるだけの不自然な関係になってしまうでしょう。

ですから植物を育てるのでも、実は人間が手を加えるという事は自然な関係なんですね。
そして生命が成り立ってるのです。

この世の中(自然の中では)、自分一人の力では生きられないという事。

自分の思いや考えは相手に対して一方的ではないか?
実際植物と心を通して接してみた事で、植物から教わったような気が致します。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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