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コラム

作業環境をチェック。パソコンの画面は目の高さより下に。

2020年5月17日

テーマ:労働安全衛生

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 働き方改革労働問題労務管理

社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。

前回、WEB会議後の疲れが・・・という話から、
「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」をご紹介しました。
https://mbp-japan.com/hyogo/srmitani/column/5055333/

今回は、このガイドラインの中の「作業環境」から学んだ項目を紹介します。

<作業時間>
・1日の作業時間が長すぎないよう
・1時間以内で1サイクル
サイクルの間は10-15分の作業休止
サイクル中にも1、2回の小休止を
・会社は、作業者に応じた業務量を

<作業姿勢>
・椅子に深く正しく座り、足は足裏の全体が接するように
・長時間同じ姿勢にならないよう、ときおり立ち上がるか立ち作業を

<機器の調整>
・ディスプレイは、眼から40cm以上の距離 画面の上端は眼の高さまで
・ディスプレイの位置角度、輝度を調節
・ディスプレイと書類を交互に見る作業では、 書類を眼が疲れない位置

<タブレット・スマートフォン>
・作業の目的にあったものを選ぶ
・長時間の作業では、キーボードなど外付け機器で疲労を予防

<椅子、机>
・安定して座れ、移動しやすいものを
・座面の高さや背もたれが調節できる
・机や作業台は、機器と書類を置ける広さを
・机の高さは作業者に合ったものを
・机の下は脚が動かせるような広さ

<照明等>
・明暗の対照が著しくない室内照明 間接照明はグレア防止に効果的
・ディスプレイと書類を交互に見る作業では、明るさが著しく異ならないように。
・机上の照度は300ルクス以上が目安
・太陽光が差し込むときは、窓にブラインドを

<パソコン機器>
・輝度やコントラストの調節機能 ⇒眼の保護
・位置や向きの調整機能 ⇒正しい姿勢
・動かせるキーボードやマウス ⇒肩こり防

(以上、同ガイドラインの概要より)

私自身、とても参考になったのが、ディスプレイの位置でした。
「画面の上端は目の高さまで」とあります。
これを学び、調整しました。今までは、目の高さより上に画面上端がありました。
これで少しは疲れにくくなるでしょうか。

企業においても、このようなガイドラインをテレワーク中の従業員などに紹介して,
自分自身の仕事環境をチェックしてもらってはいかがでしょうか。

この記事を書いたプロ

三谷文夫

労使ともに幸せになるための労務管理のプロ

三谷文夫(三谷社会保険労務士事務所)

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