イライラとの付き合い方。自分の一次感情に気付くことが大切

2019年11月10日

テーマ：アンガ‐マネジメント

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

イライラしている時って、実はその裏には大体、
「不安な気持ち」であったり、「寂しい気持ち」といった、
ネガティブな感情があることが多いです。

怒りの感情というのは、二次感情と言われます。
すなわち、一次感情があるわけです。

この一次感情というのは、
さきほどの「不安」「寂しい」「心配」「疲れた」「悲しい」といった感情です。

つまり、一次感情があって、二次感情（怒り）が発生する構造になっているのです。

例えば、仕事で明日プレゼンがあって不安が積もり積もっている状態の時、
部下のちょっとした言葉づかいでカチンときた、ということはありませんか。
普段ならば、そんなことでは気にも留めないのに。

このように怒りの感情が爆発しないためには、
一次感情ときちんと向き合い、解消すればよいのです。

例えば、深呼吸や体を動かして気分転換をする、
自分の不安な気持ちを正直に話してみる、
不安がなくなるまでとことん資料作りを頑張る、等。

ただ、一番の問題は、「なんで自分がイライラしているのか分からない」状態です。
つまり自分の中に溜まっている一次感情が分からない状態。

そのため、何かイライラしているな、と感じたら、
一旦落ち着き、自分の心の中の声を聞いてみることが大切です。

瞑想やマインドフルネス、といった「いま、ここ」に集中する方法は
このためにはとても有効だと思います。