コラム
目に見えないものを扱うのは難しい
2020年2月20日
アンガーマネジメントでは、怒りの感情という目に見えないものを
見えるようにしましょう、というトレーニングを行ったりします。
なぜなら、目に見えないものを扱う、ということは一般的に難しいからです。
見えるようにする方法としては、数値化してみる、という方法があります。
例えば、気温。
今日の最高気温は8℃です、と言われたら、
「今日は寒いから厚手のコートで出かけよう」と対応できるわけです。
このように目に見えると、対応までできるようになるのです。
怒りの感情も同じで、イラっとしたときに
「今の怒りは何点?」と自分で点数を付ける方法があります。
スケールテクニックといいます。
また、数値化する方法ではなく、感じた怒りのイメージを
絵に書いてみる方法がしっくりくる方もいます。
私の場合は、点数を10段階で付けるスケールテクニックがやりやすくて、
イラっとしたときには「4点」とか、「6点」とか付けています。
こうやって数値化や絵に書いてみることで、どんなことで怒りやすいのか、
自分の怒りの程度というのが目に見えてきます。
そして、目に見えてくると、対処の方法もとりやすいのは気温の話と同じです。
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