朝日新聞にコメント掲載 親も一緒に入社式…って時代の流れなの?
ハローワーク経由で採用するときに限りませんが
とにかく求職者の目線で考えることが大事なのは
いうまでもありません。採用担当者が冷静になって
自分が求職者になってこの会社に応募したいと強く
思えるようなところまでもっていきたいところです。
そうはいっても結局のところ求人をチェック
する際にはやはり賃金額が重要になります。
時給だったらその地域の他の会社の通常のパートさん
の時給より200円くらいあげて募集をすると反応は違いますし
優秀な人材が集まってきて、選ぶことができることもあります。
やはり賃金額は同一エリアで他のライバル企業と比較して
高くないとそれだけ優位性がないので他に強みがないのであれば
なかなか厳しい。求職者は条件検索で探すので賃金の条件設定を
どのように設定するかまで考えるといいです。
また求人票の内容を工夫するというところでいえば
たとえば離職率が低いのが自慢になるということもあるので
そのあたりをPRするような会社の紹介文章を記載してもよいでしょう。
また有給消化率が100%とかも自慢になるところ、残業がないという
ことであればそれもはっきりと記載したほうが差別化できます。
いろいろ細かく記載するのはいいのですが
求人票の内容に法律違反の内容や嘘は絶対に記載しては
なりません。、万が一実際に採用したあとで全然
実態が違うということでハローワークに通報されたりすると
その内容によっては今後求人を出せなくなってしまいますので
注意しないといけません。
今の時期だと最低賃金法などの法律に違反する求人内容を
記載しないように地域別の最低賃金は頭にいれておきましょう。
今度は、10月改正予定です。
ちなみに東京は時給1013円になりますので、月給で支払いをしている
会社は計算した結果としてこれを下回るようなことのないようにしっかり
計算しておいてください。8月の段階ではよくても10月になったら
最低賃金に満たないことになってしまうようなギリギリの設定は
望ましくありません。
求人を掲載すると求職者からの電話やメールなどもいろいろ
あると思いますが、その都度丁寧に接して、気持ちの
いい対応をしましょう。
社内の雰囲気も大切で面接での挨拶や仕事をしている風景や
社員の表情などはよく見ているものなので、会社は選ばれる
立場でもあるということを忘れず、謙虚な気持ちを忘れない
ようにしましょう。
また採用担当者自身も窓口となり接点も多いので
よく観察されているわけです。その方の好感度がいまいちだと
面接後の2次面接の辞退などが増えていってしまいますので、会社の
役員、および上層部は採用は会社の運命を決める大事なものと
意識して、一担当者に任せ過ぎることなく、ポイントだけは押さえて
活動を続けていただきたいと思います。