ZOZO の給与は、一律同額?

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:賃金・給料・給与

ZOZOは、社員の給与は、一律らしいです。

前澤社長は、いろいろ話題になる人で、
その社員はどんな人たちが働いているのか?

給与が一緒ならあんまり働かない人もいるのでは
というのは私の決めつけでしょうか。

カンブリア宮殿では、社員同士の悪口を避けるため
と話していましたが、確かに競争を嫌う気持ちもわからない
わけではありません。

ボーナスも一律支給となるとさすがに仕事ができる
人は会社を離れることになるし、長年いても昇給は
あまりないということかもしれません。

よく調べてみると、基本給は一緒でも実際にはほかのところで
違いがあるので一緒ではないということです。


以下、ヤフーニュースより

ZOZO「給料一律同額」に驚き。平均年収と社員のホンネは?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181005-00071593-bizspa-bus_all

ZOZOは1998年に株式会社スタートトゥデイとしてスタート。今年でちょうど20周年を迎え、10月1日付でスタートトゥデイからZOZOに社名が変更されました。

 現在、従業員数は991名、社員の平均年齢は31.4歳(『会社四季報 2018年4集秋号』による)。会社としては、かなり若い社員が多い印象です。

 本社は、京葉線海浜幕張駅ほど近くの千葉県千葉市美浜区中瀬。アパレルブランドの多くは、ファッション本拠地の東京に拠点を置くことが多い中で、千葉に本社を置くのは、前澤氏のこだわりなのだとか。

 さまざまなメディアで“競争嫌い”を公言する前澤氏。ビジネスといえば、競争社会。年商1000億円目前(2018年3月期通期決算時点)の企業に育て上げるには、相当な生存競争を勝ち抜いてきたと思われがちですが、これは意外すぎる発言です。競争を嫌い、どうやってここまで会社を大きくしてきたのでしょうか。

「給料一律同額」は社員どうしの悪口を避けるため

 ZOZOは、前澤氏がバンド活動をしていた頃、ひょんなことがきっかけで始めたレコードのネット販売がすべての始まりでした。

 レコード販売が順調になり、当時はまだネットでの取り扱いが少なかったアパレル販売へと発展していきます。誰もやっていないことをすれば、競争せずに済む。誰もやっていないからこそ、みんなが面白いと思ってくれる。そうして、ZOZOは成長していったのです。

 競争しないことへのこだわりは、会社の勤務形態にもよく表れています。ZOZOは、基本的に基本給は一律で、ボーナス支給も一律だそうです。残業代などは別途支給されるそうですが、一律給与とは驚きですよね。

 その理由について前澤氏は9月26日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京)にて、「社員どうしが悪口を言うのは最悪。給料の差や成功報酬を過激にやると『あいつはこうだよね』とか変なことがおきるので透明性を持ってやっている」と話していました。

 会社の平均年収は524万円(『会社四季報 2018年4集秋号』による)。近年の大躍進ぶりからすると、あまり高いとは言えないかもしれません。

「キャリコネ」に寄せられた口コミを見てみると、若い世代が多いことや競争を強いない社風もあってか社員同士仲が良いそうで、社内の風通しはかなり良さそう。

 しかし、やはり給料が一律ということに対するボヤキはちらほらと見られました。

「正直なところ給料は全然上がらない。上司に評価はされるのだが、それが給料に反映される事はなかった。部署によって大変さは全然違うのに給料は全部一緒でやる気が削がれる。

 ただし福利厚生などはしっかりしているし、賞与も一律で出るのでとても良いと思う。残業代もちゃんと出るので給料の面を除けばしっかりしている良い企業だと思う」(プログラマ・20代前半男性・正社員・2015年度)

 前述したように社員どうしのいざこざが起こらないというメリットはありますが、やはりこれではモチベーションが上がらない……、といった意見もあるようです。

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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