フラリーマン増加? 残業が多いと誤解する妻 実態はネットカフェ 働き方改革の影響も

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:働き方改革 労働時間削減 

フラリーマンという言葉は有名なので、説明する
余地はないかもしれませんが、さらにフラリーマンの数は
増えるものと思われます。

フラリーマンとは、本来の意味は

目白大学の名誉教授であり社会心理学者の渋谷昌三氏が自身の著書で「家庭を顧みず、居場所を失いふらふらするサラリーマン」という意味で作った造語だったようです。しかし、働き方改革で残業を禁止する企業が増えたことにより、「仕事が早く終わったにも関わらず、まっすぐ家に帰らずにあちこちをふらふらする会社員」という意味に次第に変化していったようです。

引用下記サイトより引用
https://workit.vaio.com/i-furaryman/

 残業が多いと思っていた妻が問いただすと、実態は寄り道して
ネットカフェ、まんが喫茶にて2~3時間くらい時間をつぶして
から帰ってきていたとのこと。

これは働き方改革による影響が大きいと思います。ワンオペ妻が
フラリーマンに怒りまくっていますが、その実態を知らないで、残業代が
払われていないと会社に連絡してしまう人もいるから要注意です。

妻が帰宅時間について夫から残業が終わり、帰るコールやライン連絡を
毎日記録していて明細と照らし合わせて、監督署に残業代
未払いの疑いがあるからと通報してしまうということもありえる話です。

働き方改革が進み、残業はほぼ禁止になって早く帰れるのに
、それでもまっすぐ帰りたくない理由はあるわけで、人により
その理由はいろいろあります。

たとえば 「妻の邪魔をしたくない」「妻に煙たがられる」、
「妻の実家に同居で家に居場所がない」
「育児を手伝うのが苦痛である」というような
フラリーマンたちの気持ちがあります。

そんな中でネットカフェは最適の場所であり、会社では残業ではないといっても
残っていてはダメという厳しいルールのところも多く、タイムカードを押してからでも
残ることを認めていない。労働時間とあとから判断されるから仕方ない。


一方で会社も家に帰りたがらない社員については、配偶者がいない人でも
例外ではなく、涼しい会社がネットサーフィンしたり、ゲームしたりするには
ちょうどいいという理由でデスクに仕事しないでいる人がいるので
そういう人には注意したいところです。

たとえ英会話の自主勉強をするとか、資格の勉強をするとしても
会社命令でない仕事ではないものは認めることなく、早めに帰宅
するように労務管理を徹底したいところです。

労働時間の把握義務が厳しくなるなかで記録は重要でパソコンのログイン
や出勤管理や入退室のカードリーダーの記録はいざというときに判断の
決め手になることも多いのを忘れてはいけません。

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庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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