パワハラ相談が急増=10年前の約5倍に 逆パワハラも深刻な現場の課題
いなげやに22万円賠償命令=知的障害の従業員に暴言-東京地裁
スーパーで知的障害のある男性に指導係のパート
さんが暴言、暴行をしたとのこと。
損害賠償で585万円求められたのは、かなり会社と
しても辛いところです。
「障害者雇用に当たって必要な措置を何ら講じ
なかったとは言えない」と述べ、会社が就労
環境整備を怠ったとする主張は退けたわけですが
障害者を雇用している企業も多く、似たようなことが
いつ起きるかわかりません。
もともとパワハラが起こりやすい職場環境で、さらに障害者
を雇用するのはなかなか難しいところです。障害者への配慮
がなければうまくいきませんし、全従業員への教育も徹底
しなければなりません。
今回は、パートの指導係の暴言、暴力ということでその上司や
店長などは全く気づいていなかったのか気になります。
会社がこのような内容でメディアに出てしまうのは望ましくあり
ませんし、スーパーということでブランドにも影響があると
思います。
時事通信より
首都圏でスーパーを展開する「いなげや」(東京都)で働いていた知的障害のある男性(27)が、パート従業員の女性指導係から暴言や暴行を受けたとして、約585万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(脇博人裁判長)は30日、会社と指導係に計22万円の支払いを命じる。
脇裁判長は「仕事ぶりが幼稚園児以下」などの暴言があったと認めた。一方、「障害者雇用に当たって必要な措置を何ら講じなかったとは言えない」と述べ、会社が就労環境整備を怠ったとする主張は退けた。
判決によると、女性指導係は2012年8月以降、男性に対し「幼稚園児以下」「ばかでもできる」と発言した。男性は08年から指導係と同じ店舗で働いていたが、13年に退職した。
いなげやの話 おおむね主張が認められた。判決を精査し、今後対応を検討する。
以上