これから創業する方の相談にのりました。
労災保険の手続きの依頼が急に増えています。
スタッフに入力、作成を任せ、チェックしてすぐに
届けたりお送りしたりするようにしています。
担当者と同じ事業所で一緒に働いているわけで
はないのでさらに被災者のもとに資料が届くまでは
意外と時間がかかるものです。
弊社としてはできる限り、その後の流れを整理して
わかりやすく伝え、間違えて無駄なことをしないよう
そして不利益を被らないよう丁寧に説明するよう意識しています。
直近での依頼をふりかえってみても、会社はバラバラ、事故の内容が
重いものから軽いものまで様々。
また通勤災害もあれば、業務災害もありまして、何か関連が
あるのかもと思いましたがまったく偶然です。
休業する必要があるときは、実務上は要注意です。
休業した最初の3日間は、事業主が補償しないと
いけないので平均賃金の6割以上の休業補償
を支払うことになります。
先に労働者死傷病報告書を監督署に提出しておか
なければなりません。
労働者死傷病報告書は、労働安全衛生法上で、4日以上
休業する場合にはすぐに提出が求められています。
やはり事故が起きるには、原因があることが
ほとんどなので再発防止に努めることに力を
入れてほしいところであります。
過去の労災ブログ記事は下記より
労災事故が増えている その要因は?
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-2788.html