始期付解約権留保付労働契約とは 社会保険労務士の腕の見せ所
ワールドビジネスサテライトのニュースで、
新卒採用のための学生の1日インターンが
増加しているとの報道がありました。
タクシー会社、理系の人材の派遣会社の
事例を紹介していましたが、1日の割には
中身が濃い印象です。
1日インターンには大きなメリットが
あるというのですが、もちろんデメリット
もあります。
1日でできることは、限られているし、
プログラムを企業側が提供し、仕事を体験
するというのはいいですが、運用負担が
楽になるということは、内容も薄くなる
ということで、判断材料になりにくい
のかなと思いました。
ニュースによると就職情報大手マイナビに掲載されている
8月のインターン実施企業887社のうち
4割が1日インターンを実施しているとのこと。
実は1日インターン増加の背景には経団連が「5日以上」
と定めたインターンの最低日数制限を今春に撤廃
したことによるところもありそうです。
今後は「低学年の参加割合も増える」と
おもいますが、学生の就活の長期化になる
と私は思ってしまいます。入学して、すぐの
一回生の夏休みから就活兼ねたインターンになり、
何のための、夏休みなのかと思う人もいるでしょう。
ただ、短期間になれば、採用活動のプロセスの一つ
とする企業割合がより増えると思います。