台風で帰宅困難になりそうで社員が使ったタクシー代の請求についてどうすればいい?
何の予兆もなく、急に出社しなくなって、
退職届だけ送りつけてきて、残り1か月は
年次有給休暇を全部消化するので
処理してほしい旨だけ記載しているというなんとも
自分勝手な退職の仕方をするとんでもない社員が
たまにいます。
その後の対応について相談を受けることもあれば
単に事後報告としてお話をお聞きすることもありますが
聞いているだけでも腹が立つのですが、なかなか対策
を講じるにも限度があるところで難しいのですが
やるべきことはあります。
そこが社労士でも腕の見せ所でもありますし
差別化にもつながるところです。ネットに気軽に
その内容は書いたりはしません。
いろいろな事情や背景があるのかもしれませんが、
とにかく連絡をしてこないし、こちらからの連絡
も無視するというのは、勝手すぎます。
パソコンを貸与していて、持ち逃げするような
人もいるようですが、そこまでいくと犯罪です。会社の
鍵やセキュリテイカードを返さない(無視するので)人の話も
過去にはありました。
さて、このような社員を生み出さないようにするのも
企業側の努力が必要な時代となりました。他の社員から
そのような行動が許されてしまうと思われるのは、
ほんとうに悪影響です。
社内の仕事がまったく引継ぎされないとなると企業に
とっては大きな損害になりますので、退職の手続き、
業務の引き継ぎに関して、普段から周知、徹底を上司から
部下へ日頃から話しておくようにして会社の仲間には
迷惑をかけてはいけないという考え方を刷り込んで
おけば、まったく連絡を無視するというところまではいかな
いのではないかと思っています。
会社側としては、就業規則などである程度、厳しめに
規定して、リスク回避したいところです。
年次有給l休暇のところについては難しいところです。
会社側が無茶し過ぎて全部欠勤扱いして、給料を
払わなかったりすると、それはさらにトラブルに
なってしまうこともあります。
やはり、初期対応が大事なところですので、
状況にあわせて、適切な対応する必要があります。
法律論だけでは限界があるので、楽ではないです。