管理職の役割とは?
本日は、正常性バイアスについてです。
ちょっとくらいは、聞いたことがある方も
いるかもしれません。
さて、最近、長時間労働に関して、労働
基準監督署が厳しくなり、企業名が公表さ
れたりしますが、まさかうちの会社の労働時間
くらいでそこまで凄いことになるなんて、思いも
しないで、そのまま動かずに、結果的に過労死
を現場で出してしまうということがあるかも
しれません。
また、「この程度で、倒れていたら、労働者の半分は
倒れてしまうよ」などと、余裕で笑いながら、
「時間外労働80時間超なんてまだまだかわいいもの。
昔の人は、もっと働いたもんだ」と必ず比較して、
現在の問題をかわそうとさします。
「実際120時間くらいのところは、たくさんあるし、
そのようなことで、法律守っていたら、会社がつぶれてしまうから」
と、そんなこと気にしなくてもいいという経営者もいます。
まさか、自分のような小さな会社がこんなところにまで
発展して、トラブルになり、働く人が誰もいなくなるなんて
思ってもいなかったことが、起きるかもしれないのです。
災害とかではないのですが、このようなことも
正常性バイアスといえると思います。
都合の悪いことは、目をそらし、うちは、
目立たないし、まだ大丈夫だと思い込むことで、
最悪の状況に陥ることです。正しい判断ができなく
なるのは、こういうことがあるからなのです。
正常性バイアスとは、以下wikiより引用です。
正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。