ネーミングとキャッチコピー
作家宮本輝の本は、大学時代に数冊読んでいますが、どの本も
なかなか良くて、今でも持っています。その中でも「青が散る」は
とてもお気に入りの本なので、今頃ふと再読してみたくなりました。
青春時代に戻りたくなった? まあ、ちょっとしたことがきっかけです。
さてその宮本輝氏からの言葉で
なかなか物事がうまくいかず、困っているときに
原点に帰るという意味でもぜひとも脳に焼き付けておきたい
いい言葉です。
作家 宮本 輝氏の「人生、山河あり ~我が作家人生をささえたもの~」より、
「足下を掘れ、そこに泉あり。」という言葉がありますが、
皆、自分の足元を掘っていったら、
必ず泉が湧いてくることを忘れているんです。
あっちに行ったら水が出ないか、
向こうに行ったら井戸がないかと思っているけど、
実は自分の足元なんです。
宮本輝
与えられた仕事をまずは地道にやり続け、その先に道は拓けるわけ
ですが、そもそも足元の基本となることを忘れて、ついつい別の方向に
行ってしまったりすることはあまり良くないということですね。自分を
見失ったときに思い出したいです。
シュリーマンの話も私は好きなのですが、同じようにこの言葉も
経営者として頭に刻んでおきたい名言だと思っています。