残業代ゼロ案 どうなる新しい働き方 残業代ゼロの対象になる人とは?
うちは営業中心の会社だから、残業手当の代わりに
営業手当としてたっぷり支払っている。だから残業代は
支払わないし、それが嫌なら辞めていってくれて結構。
このようなことを堂々と言ってしまう社長がたまに
いるがそれはとんでもない勘違いで危険な発言です。
基本給が25万円として、仮に営業手当が毎月固定で
5万円を支払っているなら、割増の基本となる
賃金が30万円とみなされてしまってもおかしくありません。
月に50時間は残業をしていたとしたら、年間で600時間
割増時間単価が、2343円として、1,405,800円になります。
2年間が時効になるのでその2倍、約280万円が未払い残業代
となってしまいます。
給与が30万の人の月の毎月50時間分の未払い賃金は
2年で280万円ということでざっくりその危険な状況をお伝えする
とともに理解していただきたいと思っています。