長時間労働は、どうすればなくせるか? 長時間労働の要因
「和民」で働いていた26歳女性が過酷な
労働条件下で働いていたのを苦に自殺し訴訟に
発展した問題で、ワタミ側が約1億3千万円を
支払い、謝罪することで和解が成立し、この事件
が終わりました。
私も過去にこのブログで取り上げていましたが、
事件が起きたのは、2008年のことです。
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-1212.html
この事件がどのような影響をもたらしたのかは
皆さんが知っているとおりです。
謝罪をすることもなく、とことん争っていったわけですが
結果的にこのような和解で決着。
経営的にも厳しくなっていき
介護事業の売却というところまで、追い込まれており
飲食事業の回復の見込みはたっておらず150店舗の閉鎖と
いうニュースだけが目立っているだけです。
ブラック企業といわれた会社は過去にもいろいろとありましたが
経営者の考え方、そしてその問題解決にあたっての
対応の仕方次第で大きく状況が変わり、何とか窮地
を乗り越えていった会社もあります。
いろいろ考えるきっかけになった事件ではありますが
亡くなった方のことを考えると言葉がありません。
このような悲劇を繰り返さないようにするために
私たちとしても何ができるのか、本気で過重労働問題
については考えていきたいと思っています。