通勤ルートを虚偽申告していると? 自転車通勤のブームから考える
ずばり、皆さんの会社ではソーシャルメディア対応
は、できていますか?
使い方を誤るととんでもない凶器になり、会社の経営に
影響を与えるほどの力があるものです。
先日もコンビニの従業員がとんでもない投稿をツイッター
にして、世間を騒がすことになりましたが、このような
従業員が完全になくなることはありません。
入社時にいちいち細かくチェックできることでもありませんので
企業側のリスクはますます増えることになります。
アディッシュ株式会社は、2015年5月に100社を対象とした
「2015年度 ネットの書き込み炎上・風評被害対策の実態
調査」を実施して、その結果を発表しておりますが徐々に
対策しなければならないという意識は高まっているようです。
少し前のデータになりますがますますネット炎上リスクは高まって
いるのは確かですが、参考にしておきたいデータなのでみて
おきたいと思います。
さてその調査結果によると、業界問わず、半数以上の企業が
ソーシャルメディアポリシー・ガイドラインを制定しているようです。
また、従業員に対するリテラシー研修を実施している割合も4割を超
すなど、ソーシャルリスクに対する社内体制が整備されつつありますが
中小企業にいたってはそのようなところまではカバーできていないのが
現実でしょう。
業界別では、特に小売・飲食業で、準備や教育などの対策が進んでいます。
小売・飲食業は消費者との接点が多く、またこれまで「バイトテロ」が複数の
企業で相次いだことから、ソーシャルリスク対策への意識が高まっており、
特に、いますぐにでも従業員に説明するとともに特にアルバイト、パートなど
意識の低い方にも理解してもらい、会社の考え方を示すようにしたいところです。
就業規則の改定も行い、よりわかりやすく具体的に記載しておかなければ
ならない時代なのかもしれません。
今回の調査は、あくまでごく一部の企業に調査しただけですが
確かに動き始めていることは実感できるのではないかと思います。
参考 アディッシュ株式会社 「2015年度 ネットの書き込み炎上・風評被害対策の実態調査」
http://www.adish.co.jp/news/08252015-2