従業員の配偶者がメンタル不調というケースで会社がしなければならないこと
メンタル不調での休職中、人事担当者(または上司)
は、休職者と面談をすることがありますが、その際に会社
に無理やり呼び出したりするのは望ましくありません。
もちろん近いうちに復職を望んでいるのであれば
別になりますが、やはりなかなか会社に来たりする
ことで余計体調が悪くなる可能性もあるので
あくまで配慮を忘れないようにしないといけません。
メンタル不調の原因が会社にあることも多いので、できれば
休職者の自宅近く、あるいは最寄駅近くの喫茶店などに
こちらが出かけていって、しっかりリラックスできる
環境で軽く話を聞くというスタンスでいいと思います。
休職中の健康状況の把握義務は会社にありますので
体調の確認、療養の状況や日頃の過ごし方などとにかく本人には
いろいろ話をしてもらうようにしたいところです。
会社からは、頻繁に連絡をしすぎるのはよくないですが
放置して、傷病手当金の請求関連や診断書などのやり取りを
するだけではダメです。
1カ月に1回くらいの面談はぜひとも行い、復職に向けての
話を少しずつできるようにしていけばいいと思っています。