休職者との面談 人事担当者

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:メンタルヘルス・うつ病対策

メンタル不調での休職中、人事担当者(または上司)
は、休職者と面談をすることがありますが、その際に会社
に無理やり呼び出したりするのは望ましくありません。

もちろん近いうちに復職を望んでいるのであれば
別になりますが、やはりなかなか会社に来たりする
ことで余計体調が悪くなる可能性もあるので
あくまで配慮を忘れないようにしないといけません。

メンタル不調の原因が会社にあることも多いので、できれば
休職者の自宅近く、あるいは最寄駅近くの喫茶店などに
こちらが出かけていって、しっかりリラックスできる
環境で軽く話を聞くというスタンスでいいと思います。

休職中の健康状況の把握義務は会社にありますので
体調の確認、療養の状況や日頃の過ごし方などとにかく本人には
いろいろ話をしてもらうようにしたいところです。

会社からは、頻繁に連絡をしすぎるのはよくないですが
放置して、傷病手当金の請求関連や診断書などのやり取りを
するだけではダメです。

1カ月に1回くらいの面談はぜひとも行い、復職に向けての
話を少しずつできるようにしていけばいいと思っています。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

庄司英尚
専門家

庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

現場を大事にする社会保険労務士

庄司英尚プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼