甲府で講演
先日、出張で仙台に行ってきました。東北はやはり落ち着きます。
さて福島出身の私にとっては仙台はあこがれの街です。
実際に住みやすい街だと思いますし、かなり都会で華やかです。
東日本大震災で仙台も大きな被害を受けましたが復興しつつあり、
さらに被災したエリアの街も開発されて大きく変わりつつあります。
地下鉄も新たに開通予定で、新駅周辺の土地の価格も変わり、
逆に困った人もいるようです。
さて、この日は、日帰り出張でしたが、朝早く東京駅を7時代の新幹線に乗り、
リスク回避をするとともに現地に余裕をもって到着。
いつもどおりのセミナー前行動を繰り返すことでブレがなくなります。
内容もテキストや資料を直前に何度も読んでイメージすることも変わりません。
今回は、マイクありの現場で、参加人数も多めで40人前後ということでかなり、
楽しみにしていただいているようです。勉強熱心なところも、地域の特性でしょう。
またとてもまじめな方が多いエリアです。時間にも正確で、受付開始から、どんどん
かなり早めに受講者がやってきました。
そしてこのようなセミナーを期待しているという生の声、アンケートからもありがたい
言葉をいただきました。身近な相談相手がいない方も結構多いようです。
女性の参加者も今回は多く、気になることも多いようで終了後に多数の質問を
いただきました。また少し規模の大きな会社様もそれなりに実務で困るところも
あるので具体的な相談、そして判断が難しいところもあるという特別な業界なので
やはり社労士の役割は大きいと思っています。
出張でまわっていると社労士に顧問をお願いするといくらくらいかかるのか?
という質問も結構ありますが、規模、業種、委託内容によってさまざまですが、
内容を聞いて私ならこのくらいですよというとほっとする方も多いものです。
近くならぜひ私も一緒に仕事をしたいと思うようないい方が多いものです。
東北の人とはほんとうに私は相性がいいということもありますが、今回は大好きな
仙台の皆様に少しでも役立つことをお伝えしたいというサービス精神が
あふれすぎて、かなり内容も濃くなりました。
数多くの現場をまわっている中で学んできていますし、今回も新しい
発見がありました。とにかく理解を求めるということは大事です。
ほんとうにセミナーというものは、奥が深く決して簡単なものではないものだと
帰りの新幹線でいろいろ考えながら、会社には11時近くに戻ってきて一休みします。
仙台日帰りは、時間的には十分可能ですが、本気で2時間半の話、その前に
1時間以上前に会場入りして準備。終わったあとも質問者の方が多いときは
30分以上話したりすることもあり、やはり終わるとかなり疲れますが、それも
自分で頑張ったから疲れて当然ということで納得しています。
セミナーだけの仕事をしている人はその道のプロで淡々とやる人も
いるかもしれませんが、私は社会保険労務士としての実務を行ない、実際に
社長と話をして書類も書いて、時には労働者側の相談にも耳を傾けて
いろいろな問題解決方法を考えています。
実務を現役でやっていて社長の生の声を聞いているからこそ、セミナーにもいかさ
れるし、リアルなギリギリの話にみなさんが感動したり、驚いたり、勉強になって自身の
経営にいかすのだと思います。
時代の変化はとにかく激しく、労働市場や賃金の推移、そして法律の改正
予定などを受けてその都度適切な対応と本音の話をして、将来予測まで
ある程度するからこそ意識の高い経営者には好かれるのだと思いますし、
その視点は忘れてはいけないということを今回質問をされた方と意見交換を
していたときに教えてもらったような気がしました。
いずれにしても今回の多数のセミナー運営関係者には大変お世話になりました。
忙しい中、いろいろお気遣いいただいたこと感謝しています。
運営者の方に福島県出身の方もいらっしゃって、「私は○○出身なんです」と
声をかけていただいた方もいて、それだけでもう嬉しいです。そのあとは
福島談義で盛り上がりましたが、開始前にテンションがあがりすぎて
まあ大変大変・・・・。
ほんとうにいい方ばかりで、お言葉に甘えて帰りもいろいろ
お世話になってしまいました。
かなり交通が不便なところでしたので、駅があるところまで車で乗せていって
いただきましたので、ほんとうに助かりました。
被災地の方のためにできることはさまざまなことがあります。
寄付やボランティアも大事ですが、ちょっとした気持ちやお金を現地で
使うこと、そして温かい言葉も大事です。
もちろん今回のように役に立つ情報を伝えるということで元気になってもらい、
また経営リスクを回避するための知識を身につけていただき今後に役立つと
いうこともあります。
いつ誰がどこで被災するかはわかりませんし、ある日事故に巻き込まれたり
することもあるかもしれません。急に病気になって障害が残り生活に支障が出
たりすることだってあります。障害年金の話や遺族年金の話もしていても
ひとごとのように思っている経営者も多いのですが、ちょっとだけでも気づきが
あればいいなあと思っています。
現実に東日本大震災は起きて、多くの方が亡くなり、また原発の周辺エリアの
人は今でもふるさとへ戻れていないわけで、誰もがそんなことを予測して
いなかったはずです。
私は、この仕事をとおしてできることも多数ありますし、やはり全国各地の方と
いろいろふれあいがあるのはとても恵まれている環境にあると思います。
今年は、今後ももう数箇所、出張セミナーでいろいろなところをまわりますので
お会いした方には少しでも、役にたつような話ができるよう頑張りたいと思います。
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