朝日新聞にコメント掲載 親も一緒に入社式…って時代の流れなの?
毎年、入社式はメディアに取り上げられるわけですが
今年注目を集めた入社式といえば、フジテレビです。
今年に限らず毎年派手なので目立っているわけですが、
今年はなんと、SMAP、ゆず、E-girlsがかけつけて、新入社員を前に
特別パフォーマンスをしたとのことです。
そのフジテレビは、実はずっと親同伴で入社式を行っているとの
ことでした。いろいろ理由はあるかと思いますが、あまりオープンに
していなかったようです。
一般の人からみるとコネ入社との関係もささやかれてしまうのは
仕方ありませんが、他にもいろいろな会社が親同伴で入社式を
行っています。
たとえば今年はサッポログループもそうでしたし
毎年やっているので有名なお多福ソースは、感謝の手紙やスピーチで
有名になっており、企画としてはその目的を考えるとかなりおもしろいし
企業のカラーが出ていてとてもユニークかつ斬新です。
もちろん話題をつくるという狙いのところもあり
大事な経営戦略と考えているところもあるので
中小企業であっても、仮に5人程度の入社式でも
親を呼ぶというのも企業としてのスタンスということで
いいのかもしれません。
ただし話題になりやすいから、または大手企業がやっている
からということで安易に真似すればいいということでは決してありません。
ここを勘違いするとすべてがおかしな方向に進み、社内でも反感を
かうので注意しましょう。
親同伴の入社式といえば、静岡銀行も過去に報道がありました。
お堅い銀行もやっているわけですが、地域密着の営業をする以上
いい効果があると思いますし、親も人生で1回きりの入社式
という貴重な機会に一緒に参加できるというのは
とても嬉しいことで、お互いにメリットはあるということだと思います。
私も過去のコラムでとりあげていました。
■大学だけじゃない… 親を入社式へ招く企業の理由とは
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/18545/
私自身の考え方としては、企業にもいろいろ理由があるわけであって
柔軟に受けとめていますし、基本的には賛成です。
こういう会社が世の中に1%くらいあっていいと思います。
時代は、10年前とは大きく変わり、今では親子は友達みたいな
関係になっている家族もありますので、入学式の延長で、会社の
入社式にも参加したいという親も増えているのだと思います。
会社は、逆に親から子どもの入社式に参加したいという
問い合わせを受けたときに、どのように考え、どのように対応するのか
のほうが大切だと思います。世の中は、こういう報道をきっかけに
徐々に変わっていくこともあるので、さらに私も情報収集して
お客様へのサービスにもいかしていきたいと思います。
j-cast ニュースより
「入社式は家族同伴」いまや常識?会社が招待「商品の愛着深めてもらえる」
司会の夏目三久「いま、家族同伴で入社式を行う企業が増えてるそうです」
きのう1日(2015年4月に行なわれたサッポログループの入社式では、新入社員89人よりも多い97人の家族が後ろで見守った。ある母親は「涙をこらえるのが精一杯でした」と感激し、新入社員たちも「両親に仕事を知ってもらうという意味で、いい機会でした」「晴れ舞台を見せることができてよかった」と話している。
札幌グループ人事部によると、一部交通費を負担して家族を招待しているという。身近な家族にも会社や商品への理解や愛着を深めてもらう狙いからで、入社式の後には家族のためのビールパーティも開かれた。
新入社員が親に感謝のスピーチ
広島のお多福ソースでも家族同伴の入社式が行われ、30人の新入社員全員が参列した親らに向けて感謝のスピーチをした。
増えています
「ほんとに自慢の母親です。次に生まれてくるときも母親の息子で生まれたい」(ある新入社員)
社員は家族という考えから、30年以上前から新入社員の家族を招待しているという。
1年前のコラム
労使トラブルは、初期対応で9割決まる?
労使トラブルは、初期対応で9割決まるということを話すことが、たまにあります。
それだけ初期対応が大事ということなんですがそのあたりを理解できず、気の短い社長が
余計なことを言ってしまって、取り返しのつかないようなこと(裁判とか)になったりします。
そうは、いっても9割決まるという9割の根拠は・・・
続きは下記より
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/37373/
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