親孝行を義務付ける会社
働くとは、どういう意味なんだろうか。
人は、なぜ働くのだろうか?
明確な答えは見いだせなかったというか
深く考えたこともなかったが、年末年始それも元旦とか深夜時間帯
に働いている人を見ながら、心から感謝して応援したくなる。
私たちがこうして生活できるのは
このような人たちがいるからということでほんとうに助けて
いただいているわけです。
例えば、年末年始に関わった人だけでも
ビジネスホテルのフロント、タクシー運転手、新幹線のお掃除
スタッフや運転手、郵便局の配達員、年末年始も営業する飲食店
コンビニエンスストアなどたくさんの人が働いています。
このような仕事をする人がいなければ困るのは、私たちです。
社会はお互いに助け合って支えられているのです。
もちろん目に見えないようなところで働いている人もたくさんいます。
例えば金融機関のシステム関係の仕事をしている人、物流関係で
モノを運んでいる運転手もそうですね。
さて、そんな人たちのことを考えながら、働くとは何か?ということを
考えてみました。
まずはその意味や語源を考えてみなければと・・・。
日経新聞にいい記事がありました。
諸説ありますが、「働く」の語源は「傍(はた)を楽にする」だともいわれています。「はた」というのは他者のことです。他者の負担を軽くしてあげる、楽にしてあげる、というのがもともとの「働く」の意味だったんです。
他者の負担を楽にしてあげるということが、もともとの働くの意味。
だから、家庭でゴミだしをするのも雪片付けをするのも「働く」。
道路の雪を歩きやすいように他の家の人の前のところまで
雪を綺麗にするのも働くなのです。
こういうことを考えると少し働くということについて考え方が
変わってくるのではないでしょうか。
賃金、労働条件、自分の生活のため、ということで現代は
考えてしまう人が多いかもしれませんが、長期的に考えて
社会での位置づけ、自分ができること、他の人を楽にするという
ことを考えてみるといいような気がしました。
今回、この働くという意味をよく知ることができてとても嬉しかったです。
最後に働くということと関連するところで、障害者雇用の第一人者
日本理化学工業の大山会長の話を過去のブログから引用して
終わりとします。
障害者雇用先進企業 日本理化学工業
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-297.html
働くことができるということ、仕事ができるということに日々感謝する
ということを忘れてはいけません。どんなに働きたくても働くことができない
人もいるということを・・・。
大山会長はお寺の住職から当時、人の幸福とは次のものから得られると聞いていました。
1.人に愛されること
2.人にほめられること
3.人の役に立つこと
4.人に評価されること
この四つのうちほめられたり、役に立ったり、評価されたりという三つは、仕事を通じて得られるものであるという。役に立つという喜びを味わう体験を通じて、人がどんなに成長するのかを会長は身を持って体験したといっています。
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