すぐに答えを求める従業員には、自分で考える癖をつけさせる
体の一部を使った慣用句は、たくさんありますが
例えば、簡単なところでは
手を切る ・・・・ それまであった関係を断つ。縁を切る。
足を洗う ・・・・・ 悪事やよくない仕事をやめて正業につく。
堅気になる。また,単に現在の職業をやめる意でも使う。
前後関係があればわかりやすいのですが、素直な方であって、慣用句の知識がなければ
普通に手を切るといえば、そのままカッターで 「手を切った」とかの意味でもとれますし、
足を洗うは、まさに足が汚れたから水で洗うとかの意味でも使えます。
すなわち受け止め方によっていろいろ解釈が変わるわけですから、相手にわかるように
丁寧にその前後関係を説明しないといけないことがあるのです。
仕事でもそのような状況は、よくあります。
「ファックス〇〇会社にも送っておいてください」といわれたら、新人さんが
宅急便を呼んでFAXの機械本体をそのまま運んでもらおうとしたという笑い
話があります。
新人さんからすれば送るというのは、宅急便のことであってfaxを通信手段と
考えて送るということは、まったく頭の中にはなかったわけですから
誰が悪いということではありません。
そんなの当然だろうという上司も、当然なのは上司の過去の経験からであって
いきなりいわれたほうは送るということについてまったく頭の中にないので
どうしようもないです。
素直な人だからこそ疑うこともしないわけです。
まあそんなとき声をかけて相談したり、疑問をもって考えるということが
望ましいのですが、実際にはなかなかできないことが多いようです。
相手が悪いとか自分が悪いとかではなくて、相手に期待しすぎ
ないことも大切です。
期待するから、トラブルになるのです。誰も悪くないのです。
受け止め方には、ほんとうに違いがあるので
丁寧に、その意味や目的、前後関係、ツールなどいろいろ
詳しく記載し、説明しながら、仕事を指示したり
して、その人の思考にあわせて対応していったほうがいいと思います。
最近やらないといけないことが増えてしまい
二の「足」を踏んでしまっている感がありますが、
私もやるときはきちんとやりますよ。
ホップ、ステップ、ホップ、ホップという感じです???
最後に足を使った慣用句をそれとなくいれてみました。
このブログのくだらないダジャレやボケに
「もう〜 「手」に負えない」と
結構言われていることは気づかないフリをしておきます。
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