ハウス食品、契約社員89人雇い止め 20年勤続の人も
契約社員の正社員化 スターバックスと全日空の事例 by マネーの羅針盤より
マネーの羅針盤という番組で、
スターバックスと全日空の契約社員の
正社員化について取り上げていました。
両企業ともインタビューがあって参考に
なりました。
全日空人事担当の言葉で、
「人的価値の向上によるサービスの強化」と「採用競争力の維持向上」の2つの大きな目的
と話をしていましたが、まだまだちょっと堅苦しい感じがします。
きちんと置き換えて誰にでもわかりやすい言葉を使わないと
伝わらないような感じがします。何となく響きがいいとか
かっこいいというのはもう必要ないです
契約社員を正社員化しても、支払う賃金の原資はそれほど
変わらないはずであり、やはり囲い込みを業界の中で
どこが先行してやるのかということです。
契約社員にしたのは決して法律の改正があったからではなく
そもそも入口が契約社員では、優秀な人材に応募すら
してもらえないのでそれはよくない。だからこれからの
労働力不足時代を考えると当然の結果なのかもしれません。
放送内容以下
新年度がスタートし新社会人が入社式を迎えている。スターバックスの入社式では新卒者の入社式ではなく、これまで全国で働いていた契約社員の807人を正社員化した入社式が行われた。式に参加した村田さんは「将来のことを考えて正社員というのを自分の中で選んだ」とインタビューに答えた。
807人もの契約社員を正社員化したスターバックス。そのCEO関根純にその背景を聞いた。CEOは「企業というのは伝承の文化」、「DNAをどう伝えるか」、「今まで培ったものを維持していくのが大事」とその理由を話した。
全日空は客室乗務員1800人を契約社員から正社員に雇用変更。20年ぶりの制度改革となった。人事部の西島さんは「人的価値の向上によるサービスの強化」と「採用競争力の維持向上」の2つの大きな目的を揚げた。
正社員拡大の働きかけが進む一方で、正社員になっても約3割の新卒者が3年以内で離職しており、非正規雇用者の割合も年々増えてきている。