ミスを謝罪しない社員にはどう対処する?
日本橋人形町で奮闘する社会保険労務士
の庄司英尚です。
今日はヤフーニュースでも取りあげられた
もので私も知らなかった言葉。
ポエム上司とは?
具体的な仕事の相談をしても、「夢、情熱、絆」といった
抽象的な言葉で返され具体的な指示がない。
そんな上司を“ポエム上司”というそうですが
出てくるエピソードがおもしろいので笑ってしまいます。
まあよくいるのですが、こういう上司が増えると企業は
崩壊します。たまたま昇進しただけというか上と仲が
良かっただけという感じで流れでそうなったので
そんな器もないし、とにかく抽象的。分析力も
判断力もないから、まあ仕事は出来ないという人です。
コンサル会社やデザイン会社にも結構いるような気がしますが
扱っているモノやサービスによる影響も大きい気がします。
夢とか情熱とか結構使いすぎると危険ということですので
ノーマル上司も誤解されないように
ここは注意するとよいでしょう。
さてそんなポエム上司対策は、記事によると、質問はイエスかノーで
答えられるものにするとか、記録をとり録音をすることも
必要なのだとか。
なんだか息苦しいのですが、それが自分が責任を押し付けられたり
しないようにするためにもやるべきことなのかもしれません。
以下 R25 より 途中から引用
「私は、チームで年賀状用イラストのデザインを担当。作成したイラストを選り分け、上司に確認を求めたところ、『ライフ・アズ・ア・ドッグ。草原を翔ける犬のようなデザイン、できない?』と一言。意味がわからないので部長に事情を伝えて確認してもらい、事なきを得ました」(23歳・デザイン事務所勤務)
なんて話を筆頭に、「何を伝えるかじゃない。何が伝わるかなんだ」(24歳・飲食店勤務)、「こっちがオープンマインドで彼のフィーリングをキャッチすれば、予想以上のケミストリーが生まれるから!」(27歳・フィルムラボ勤務)など、思わず「はい?」とツッコみたくなるような事例が続出。こういう感じが嫌いじゃない人もいるかもですが、少なくとも僕はムリ…。
「ポエム上司は、情報を理解して分析する力が欠如しているけど、情熱だけはある。本来の能力以上に何らかの形で評価されている、会社とうまく折り合っているタイプが多い」
そう語るのは、大阪の人材コンサル会社JEXSの豊田雅司さん。
「プロ野球の世界でも『名選手、名監督にあらず』といいますが、これはビジネスマンも一緒。プレーヤーとしての能力とマネージメント能力は全く別ものです。つまり、企業が管理職に登用すべき人材を見誤った結果」
では、不幸にも(?)こうした上司の下で働くことになったら、どう対処すべきでしょうか?
「『こうしますけど、いいですか? どうですか?』とYESかNOかで、指示を仰ぐ。そしてメモを取るなり、スマホで録音するなり、記録を残しておくとベターです。こちらがミスったら何を言ってくるかわからないので(苦笑)」
ポエム上司には、いっそこちらも開き直って冷静に対応するしかない?
(青柳直弥/清談社)
(R25編集部)
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