労基署が狙う 週刊ダイヤモンド
厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業
等への取り組みとして、平成25年9月に、「過重労働
重点監督」とする対策を行い、その状況を取りまとめて
発表しました。
ハローワークへの相談や投書、離職率の高さなどを手がかりに、
法令違反が疑われる5,111事業場を労働基準監督官が調査したもので
対象となった事業場のうち、8割超の4,189事業場で長時間労働や
残業代不払いなど何らかの法令違反が認められたため、
是正勧告等を行いました。
違法な長時間労働は43.8%、残業代不払いは23.9%の事業場で発覚
したということでさすがに対象を絞っているだけのことはあり結構高い
割合となりました。
労働基準監督官が是正勧告をしても、対応しなかったり、無視したり
する企業もあるのですが、それは大変危険です。
労働基準監督署などの役所との付き合い方は、経験のあるプロと
二人三脚で乗り越えましょう。
その後の改善策を考え出し、長期的な視点で会社のことを考えた
アドバイスができる弊社にぜひともお声をかけていただければ幸いです。
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社会保険労務士 庄司英尚