ヤマダ電機 元幹部社員へ140万円の支払い 競業避止義務
社会保険労務士の庄司英尚です。
係争中であった庄やの過労死訴訟で
最高裁が上告を退けたことで
判決が確定し、7863万円の
賠償を命じました。
3年前に下記にて 庄やの過労死訴訟は取り上げていました。
24歳過労死 賠償命令…「大庄」と役員らに7860万円
http://iwave.blog73.fc2.com/blog-entry-800.html
結果的に会社にとってはこのようなニュースとなって
しまい、金銭面だけでなく、損害を受けることになりました。
現在も景気の回復にともない長時間労働が常態化している
職場もあり、未払い賃金はなくても80時間近く残業を
している場合、要注意です。
産業医の面談を含めて、早急に時間外労働の削減に
取組むことをはじめていただきたいと思います。
朝日新聞
日本海庄やに賠償命じた判決確定 従業員過労死で最高裁
居酒屋チェーン「日本海庄や」で男性従業員が過労死したとして、両親が経営会社「大庄」(東京都)と平辰(たいらたつ)社長ら役員4人に計約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、同社側に計7863万円の賠償を命じた一、二審判決が確定した。最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)が24日付の決定で、同社側の上告を退けた。
従業員は、京都市北区の吹上(ふきあげ)元康さん(当時24)。一、二審判決によると、吹上さんは2007年4月に大庄に入社し、大津市内の店で調理などを担当。同年8月、自宅で就寝中に急性心不全で死亡した。
10年5月の京都地裁判決は、月80時間の時間外労働をしなければ減給される制度のもとで、吹上さんが過労死したと認定。不合理な労働実態を認識しながら是正しなかったとして、平社長らの賠償責任を認めた。11年5月の大阪高裁判決もこの判断を支持した。
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社会保険労務士 庄司英尚