ダンダリン 社労士の解説 第一話 視聴率 第2話のあらすじ
来月スタートのドラマ「ダンダリン 労働基準監督官」
のCMも見かけるようになりました。
http://www.ntv.co.jp/dandarin/
少し前のコラムで労働基準監督官とは?
http://mbp-japan.com/tokyo/iwave/column/33414/
ということで簡単にまとめておきましたが、
今回はその仕事内容についてご紹介します。
労働基準監督官とは、労働基準関係法令に基づいて
あらゆる職場に立ち入り、法に定める基準を事業主に
守らせることにより、労働条件の確保・向上、働く人
の安全や健康の確保を図り、また、不幸にして労働災害
にあわれた方に対する労災補償の業務を行うことを任務
とする厚生労働省の専門職員です。
いわゆる公務員なわけですが、今回のドラマで人気も
高まり、応募も増えるのではないでしょうか。
さて労働基準監督官といえば、取締りするイメージが
ついていますが、実際には仕事内容はいろいろあります。
厚生労働省のサイトによると
■仕事内容
臨検監督
労働基準関係法令に基づき、定期的あるいは労働者からの相談等を契機として、事業場に立ち入り、関係労働者の労働条件や健康管理状況等について調査し、労働基準関係法令違反が認められた場合には、その是正のための行政指導を行うほか、危険性の高い機械・設備などについては、その場で使用停止等を命ずる行政処分を行う。
災害調査
工場や工事現場等において死亡災害などの重篤な労働災害が発生した場合、直ちに災害発生現場に赴いて災害発生状況やその原因等について調査し、再発防止のための必要な指導を行う。
司法処分
事業主が労働基準関係法令に違反し、これが重大又は悪質な場合には、刑事訴訟法に基づく特別司法警察員として捜査を行い、検察庁に送検する。
安全衛生業務
労働災害を防止するための労働災害発生状況の把握・分析を行うとともに、労働災害を発生させた事業場に対し、同種災害を防止するための指導を行う。また、労働安全衛生法に基づき、一定の機械の設置等を行うために届け出られた計画の審査やクレーン等の検査等を行う。
労災補償業務
労働者災害補償保険法に基づき、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷、疾病、傷害、死亡等に対して、必要な保険給付を行うため、請求された個々の事案ごとに、事実関係を把握するため、被災者や事業場関係者等からの聴き取り、関係資料の収集及び実地調査を行うとともに、必要に応じて、主治医や専門家から医学的な意見を求めた上で、審査を行う。
これらが主な仕事ですが、私もこれまで
いろいろな労働基準監督官と関わっていますが
イメージとしては比較的いい方にお会いして
いることが多い気がします。
ドラマでは社労士が登場するシーンもあると聞きましたが
再度あらすじを含めてキャストを確認しておきたいと思います。