労働者の3人に1人を占める「派遣社員」 嫌われない職場づくりとは?
日本橋人形町で奮闘する社会保険労務士
の庄司英尚です。
ここ最近、派遣関連についていろいろ生の現場の
話を聞いているのですが、派遣元の会社側、派遣先側
そして派遣で働く人と、それぞれの立場と今後の行方
法改正される予定もあり、自分なりにいろいろ考えて
います。
さてそんな中で先日、大変参考になる派遣労働者の実態調査が
発表になりました。
調査結果によると派遣で働く人の4割超が今後は正社員として
働きたいと考えていることがわかりました。
調査によると、正社員で働きたいと答えた割合は43.2%。
08年の前回調査から2.3ポイント増加しました。
一方、派遣労働者として働き続けることを希望した人も9.1ポイント増え、
43.1%だった。派遣を続けたい人の約8割は、比較的長い期間働
く「常用雇用型」を望んでいます。
このような調査を参考にして派遣会社も派遣で働く人の希望をできる限り
かなえてあげられるような仕組みをうまくつくれるといいのですが
経済の論理から考えると本当に現状は難しいとです。
一方で派遣先も人の見極めがかなり厳しくなってきて
顔合わせといわれるものを何度も行っているのが現状で
法律の規定など機能していないのが現状です。
派遣会社にとっては、派遣先あってのビジネスです。
それでも働く人のこともきちんと考えていないと
長期的に見ると損をしてしまうこともあるので全体を
みながら社会の動きにも敏感にならないといけないのだと
思います。
そのためにはやはり、実際に派遣の窓口になっている人
仲のいい派遣労働者などを数人つくって傾向をつかむための
情報交換が必要ではないかと思っています。
現場の表にならない将来的な希望や本音ベースの
トークを引き出す力が現場担当者にはないといけない
のです。
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社会保険労務士 庄司英尚