社員の「脱スマホ」に会社が奨励金 その目的はいったい何なのか
みなさんこんにちわ
社会保険労務士の庄司英尚です。
光学機器を扱っているビクセン
は、5月21日を金環日食休暇として
休みとし、代わりに5月19日土曜日に
振り替えて出勤することになっているようです。
当日は、地域のみなさんと金環日食を実体験してほしいと
いうことから休暇にするようです。
所沢市に本社があるビクセンは、日食グラスを
扱っていることもあり最近、メディアや書籍で
かなり名前が出ていました。ちなみに外資系企業では
ありませんが、強みのある企業で世界でも通じる企業
です。
天体望遠鏡では、日本国内トップシェアで60%をもっている
ようです。現在の社員数は、わかりませんが古い資料だと
社員数48人と記載がありました。
(wiki)
株式会社ビクセン
http://www.vixen.co.jp/index.html
ビクセンサイトによると
2012年5月21日「金環日食休暇」のお知らせと
いうことで昨年の8月にプレスリリースしています。
私は、社員が自分の置かれている環境や扱っている商品に
ついて強く意識して、実際に体験したり
応援したり、見学に行ったりして同時に社会貢献、地域貢献
自らの感性を高めたりすることは大変重要だと考えています
のでビクセンのこの制度を高く評価すると共に
(ビクセンとしては当たり前と考えているかも)
似たような考え方の企業がたくさんうまれることを
願っています。
ビクセンのサイトをよくみていると今回の
金環日食休暇についてはその趣旨に関しても
しっかり説明がありました。
その中で休暇の趣旨について一部引用しておきますと
今回の金環日食は朝の通勤・通学時間帯と重なることから、
安全かつ確実に日食を観察するには、通常の会社業務の開始、
あるいは学校始業時刻などの変更が必要ではないかと弊社は
考えております。
日食グラス、あるいは天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡など光学機器
を通して自然科学の実体験の機会創造を企業理念として掲げて
おります弊社は、この「金環日食」という極めて貴重な天文現象を、
社員自らがきちんと体験する場を設けることが重要と考え、この日
を「金環日食休暇」とさせていただくこととしました。
弊社社員は金環日食当日、家族や友人、地域コミュニティーの方と
ともに、あるいは「まちかど日食観望会」といったさまざまな形で、
金環日食を実体験することを予定しております。
(引用ここまで)
今回の天体ショーでビクセンという企業をはじめて知った方も
今後少しは興味関心をもって企業研究してみるのもいいのでは
ないでしょうか。
■【日本橋ではたらく人事コンサル会社の社長ブログ】
■私の取材プロフィール
■経営者にためになる、お得なコラム満載 直近コラム 15件
株式会社アイウェーブ のホームページ
http://www.iwave-inc.jp
株式会社アイウェーブ
庄司社会保険労務士事務所
社会保険労務士 庄司英尚