社内預金制度に関するポイント  その2  労使協定 預金管理状況報告の届出 労働基準監督署 下限利率 利子等    

庄司英尚

庄司英尚

テーマ:社内預金制度・財形貯蓄制度

みなさんこんにちわ

社会保険労務士の庄司英尚です。



本日は社内預金制度に関するポイント その2ということで
お届けします。

前回のその1では、オーソドックスなことを
簡単にまとめてみました。

社内預金制度とは、労働基準法の規定に
基づき従業員の貯蓄金を会社が受入れ
管理をする制度ですが、近年導入している
企業割合が減少傾向にあるということを
お話しました。

それでは、金利分を会社が負担しなければならなく
なるので、「やっぱりそろそろ制度をやめます」
といったら 従業員側はどう思うだろうか?

もちろん納得してもらえるかもしれませんが
一方的な廃止手続はできません。

私は、あえてこういう時代だから、このような手厚い福利厚生制度
を残しておくというのも戦略の1つかもしれないと思います。

銀行の金利もわずかであることを考えれば
0.5%(5厘)以上の利率、仮に1%とすれば
立派な福利厚生制度となります。

あえて普通の企業が考えることを逆に考えてみると
いうことも時には必要です。

もちろん預金者が少ないとかの状況では
考えたほうがいいかもしれませんが
その際でも財形貯蓄などへの移行などで
従業員への配慮することを怠らないように
しましょう。

本日もコラムを読んでいただきありがとうございました。

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庄司英尚(社会保険労務士)

株式会社アイウェーブ(アイウェーブ社労士事務所 併設)

プロフェッショナル集団として学び続け、サービス業であるということを忘れず、何事にも全力で取り組みお客様の悩みを解決し、最終的には業績アップに貢献できるよう日々努力します。

庄司英尚プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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