始期付解約権留保付労働契約とは 社会保険労務士の腕の見せ所
みなさんこんにちわ
社会保険労務士の庄司英尚です。
最近の採用に関するニュースで話題となったものは
岩波書店の縁故採用問題があげられます。
これは、要約すると岩波書店が、社員の募集要項に
社員や著者の紹介状が必要だと初めて明記したことで
「縁故採用」を宣言したということをめぐり、厚生労働省が
調査に乗り出すという動きになっていること
わかりやすいニュースとしてj-castを取り上げておきます。
岩波書店の「縁故採用」宣言 そんなに悪いことなのか
http://www.j-cast.com/2012/02/03121164.html?p=all
いろいろ同業や従業員側の意見を聞いていますが、
おおむね賛成の声が周辺では多いような気がしますが、
実際には公平な機会を欠くということで厚生労働省は
調査をする動きもあるとかないとか・・・。
私はj-castニュースの論調が今回ぴったりなので
リンクさせていただきました。
実際に縁故採用はいろいろな企業で行われているが
それをはっきりと明言したかどうかの違いに過ぎない
ような気がします。
岩波書店の最初の入口のチャンスは、努力でなんとかなる程度と
判断します。
一方で大学名だけで差別して書類選考しているとか、
縁故採用でほぼ枠は決まっているけど形だけの求人を
している企業も結構多いのは事実です。
今回のケースでは価値観で意見も違ってきますが
法律には抵触していないのであれば、いろいろな採用
スタイルがあっていいと思います。
ただ、日本の企業が全部このようなスタイルになっても
困るのでそれを恐れて厚生労働省が文句をいうのは
よくわかります。
その後はどうなったのか関心はありますが
なかなか難しい問題だと思うので、自分はどう思うかという
考え方をまとめる材料につかってみてはいかがでしょうか?
本日もコラムを読んでいただきありがとうございました。
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