通勤手当もらい自転車通い…60万浮かした教諭
前回は、ミスを報告しない社員について書きましたが、今回は関連するところでミスを謝罪しない社員についてちょっとしたコラムを書きたいと思います。
ミスは、人間のやることだから仕方ないです。そうはいっても、ミスはミスですし、そのミスを今後にどのようにいかすのかは、大事なところです。
やはりそのミスの種類やその原因などによっては、「次回から気をつけてください」ではすみません。
ミスをした社員には、きちんと謝罪するということが大事ということをわかりやすく教えてあげてください。ミスの謝罪は1つのコミュニケーションで、謝り方1つで大きくその後が変わるものです。
最近は謝り方を知らない社員が増えています。それと同時に真っ先に言い訳をする社員も増えているようで、社長だけでなく中間管理職も悩んでいます。
何かミスをしたらまずは報告とともに謝るのは、当然なのですが、まず最初に出る言葉は、
「〇〇だったので・・・」、
「わかりやすく説明しておいてもらえれば・・・」
「そう思ったのですが、どうしていいか・・・」
こんなことを言われたら、ほんとうに幻滅ですよね。
言い訳されると余計腹がたち、結果的にお互いにとってもマイナスなので、気持ちのいい前向きな元気な謝罪というものをみせてほしいです。もちろん大事なのは、気持ちのこもった謝罪であって、口先だけの謝罪にならないように注意したいところです。
これを読んでいて、自分の部下にもいると思った方、まずは真っ先に謝罪することをきちんと指導してください。本人には悪意はない人が多いです。そういう指摘をしてくれた人が今までいなかったので、口癖になってしまっているだけかもしれません。
変わるきっかけは、つくってあげないといけません。
また部下側でこれを読んで自分も注意しないといけないと気づいた方は、今日から強く意識してください。
最近は逆ギレする社員も増えていて、逆にミスを指摘して言い返されるのが嫌でできるだけ見ないふりをしている上司もいるとか。
こういう現象をみていると、やはり教育というものは、大事だと思います。もちろん育った環境や家庭は、影響しているのかなと思います。
私の個人的な感想としては、卒業して一番最初に入った会社での教育や先輩などから学んだことが染み付いているかどうかだと思っています。
おもしろいエピソードとしては、「海外では謝ると不利になるから決して何があっても謝るなと親に教育を受けてきました」と普通に話す社員もいるそうですから、あきれてしまいます。
とにかく個人の価値観は、この20年くらいで大きく変化してきています。企業と個人の関係も変わってきている中でどのように人材をいかしていくのか深く考えていかなければなりません。
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株式会社アイウェーブ
庄司社会保険労務士事務所
代表取締役/所長
庄 司 英 尚(社会保険労務士)
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