中小企業の採用の悩みにどう対応するか?
先日、人事担当者のネットサービスの利用についての記事がありましたので今回は、その実態について少しだけ取り上げてみたいと思います。
上場企業やその子会社などしっかりした会社と思われているところでも人事担当者が採用時に、その人の細かい情報をネットで収集するかという点については、実はまったくしていないところもあります。これは私の個人的なヒアリングなので一概にはいえませんが企業によりさまざまです。
またきちんと調査会社に依頼している場合もあれば、人材紹介会社であれば、ある程度はスクリーニングされている人なので問題ないと思って何もしないケースもありさまざまです。
紹介されていたR25 WEBの記事によると専門家は次のように実態を話していました。
以下
「人事担当者は、自社名や商品名などを検索することで、自社のことについて発言している人を割り出しています。mixiのマイミク、ツイッターのフォロワーなどから特定することもありますね。もちろん、全社員を常時見張っているわけではありませんが、例えば社内で人間関係のトラブルを起こした人、何らかの事情で休職した人などはチェックされやすいようです。また採用試験の最終面接前に、受験者のブログやSNSなどで、その人の性格や考えなどをチェックすることもありますよ」
(引用ここまで)
まさにそのとおりで意外とミクシーなどは匿名だと思って安心していても、調査をすれば書き込んでいるのが誰かというのは意外と簡単にわかることもあります。もちろんブログも同じで、最近だとツイッターあたりが危険です。
会社側の人事担当の方がまだその検索などに詳しくないということもあったり、人手不足のことも多いので、専門家のチームからサポートを受けながらすすめるのがいいと思います。
危険人物(在籍者、または採用予定者)は大体ブログなどを読んでいるとその人の性格などが出ていて、退職時に揉めそうな人、以前にそういう過去がある人はできれば採用しないことが一番のリスク回避になります。
いずれにしても、採用の面接ばかりに気をとられないで人事担当は地味な仕事であるこのような簡易の調査を大事にすることも大切だということを理解していただきたいと思います。
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株式会社アイウェーブ
庄司社会保険労務士事務所
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庄 司 英 尚(社会保険労務士)
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