コラム一覧
希言は自然なり
2018-01-15
あけましておめでとうございます。 皆さま、今年のお正月はゆっくり過ごせましたでしょうか。お正月関係なく仕事のかたは、大変お疲れ様でした。また、スタッフ一同、例年より長くお休みを頂き心身とも...
帯を緩める
2017-12-07
最近、腱鞘炎やバネ指というお客様が多いので、今回はそのお話です。先日、テレビで親指の使い過ぎにより、手首が痛むという人が増えてきているということが取り上げられていました。●親指を広げる筋肉(長...
伊勢の萬金飴(まんきんあめ)
2017-11-22
伊勢の萬金飴年に一度、大学の仲間で旅行に出かけます。今年は伊勢神宮に行ってまいりました。伊勢は、江戸時代から340年続く「伊勢の霊薬、万金丹」があります。全国的に有名な胃腸薬です。その16代当...
インフルエンザ
2017-11-10
私たちは1年間に10回以上のかぜにかかると言われていますが、敵は何者でしょうか。ウィルスです。普通のかぜは、アデノウィルスやライノウィルス、パウインフルエンザウィルス、RSウィルスなどが原因菌で...
身体を潤ほす白い液体、水―水毒
2017-11-01
人体の1/3以上を占めると言われる水が、貯まるべきでない所にたまると病の因となります。目、皮膚、胃、心、肝、腎、関節と、ところを選びません。偏在する体液は水毒と呼ばれ、怪病は水を攻めろとも言われて...
体内を循環する赤い液体「血」―瘀血(おけつ)
2017-10-30
体の中を順調にめぐっている血液が変調を来たし、欝滞して循環障害を起こした状態をふる血のとどこおりと呼び恐れられます。即ち瘀血のことです。瘀血があると月経の異常、便秘、めまい、のぼせ、冷え、肌荒...
「生命活動を引っ張る気―病気」
2017-10-20
元気、気力、気合い、気性・・気は身体活動の根元で、すごい働きがあり体中をめぐっていますが、形はありません。親からいただいた先天の気と空気、食物から取り入れた後天の気が合わさって、血と水を従えて身...
中年期以降の物忘れの改善に
2017-10-16
遠志という薬草をご存知ですか。あまり聞かれない名前ですが、漢方薬では有名な生薬の一つです。日本名をイトヒメハギと言い、英名はPolygala Rootといいます。Polysは多い、galaは乳です。用途は、鎮静、...
近くが見にくくないですか
2017-10-05
お盆休みに倉敷にある大山名人記念館に行ってきました。最近、将棋がブームになっていますが、私はその少し前から興味を持つようになりました。将棋好きなこともあり、「3月のライオン」というアニメも観て...
ゆっくり成長するから、本物が生まれる
2017-10-04
むつごろう薬草畑に行きました。 雑草に覆われた中、薬草の当帰(とうき)がたくましく成長していました。その中に力強い当帰が見えたとき、うれしさを感じました。 この無農薬の薬草が皆様の体の中に...
東洋医学とはなんでしょう
2017-09-29
東洋医学とは、主に東アジア圏を中心とした,伝統的医学のことを指しています.東洋医学は、中国医学(中国)、漢方医学(日本)、韓医学(朝鮮半島)ですが、南アジア・東南アジアの伝統医学の ...
鍼灸と不老長寿とチフス治療
2017-09-21
東洋医学の発祥の地、中国には大きな河が二本走っています。皆さんご存知の通り、黄河と揚子江です。この河を界に「黄河文化圏」「揚子江文化圏」「江南文化圏」と三つの文化圏に分けられます。砂漠地帯...
どうして漢方薬が作られたのか
2017-09-20
何もない時代に、どのようにして薬が作られたのでしょうか。(3000年前の謎) 時は今から6000年前。ヒプシサーマル期と言って、世界の気温が現在よりも2−3度気が上昇したころ、日本では縄...
漢方薬の効くメカニズム その3
2017-09-15
毒素を外に出せば元気になる 犬が散歩の途中で草を食べて吐いている姿を見たことはありますか。これは、お腹の中の蛔虫を出そうとしているからです。漢方治療には6つのステージがあるのですが、第1...
青虫との戦い
2017-08-17
毎年初夏から青虫の被害が増えてきます。薬草の当帰の葉っぱをすべて食べてしまうとても腹立たしい虫です。保護色で見逃してしまいがちですが、取り除かないと大変です。しかし、薬草の方もさらに上手で、す...
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