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谷津吉美
薬剤師
谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
谷津吉美(薬剤師)
有限会社むつごろう薬局
皆さんこんにちは。 気温が日に日に上昇していますね。薬草畑を覆っている雑草の根が密かに地下で勢力を伸ばし始めるのはこの時期です。放っておくと雑草の根が薬草を弱らせる原因になりかねません。そのた...
(高麗人参) 漢方薬の摩訶不思議 それは、高麗人参について調べているときのことです。高麗人参は皆様ご存知のとおり滋養強壮剤として有名で、薬局で売ら...
(写真は、薬草:柴胡の花) 今回は、少し変わったお話をさせていただきます。漢方相談をしていますと、右や左の半身に偏って症状が出ている方がいます。例...
漢方の症状は太陽病から厥陰病まで、表から裏へと進行していくのが常だとされています。罹患した当初は表の部分に蔓延り、徐々に体の中へと場所を移していく病は単に症状が変化していくだけではなく、より...
漢方を服用すると、鼻血や下痢といった一見、副作用と間違うような症状に出くわすことがあります。この症状の多くは副作用ではなく、身体が快方へと向かう過程で生じる瞑眩と呼ばれる現象なのです。今回は、な...
さて、漢方の歴史シリーズも終盤を迎えてきました。紆余曲折があっても生き残ってきた漢方は、幕末を迎えて西洋の文化が流入するとともに、衰退の一途を辿ることになります。それが顕著に現れているの...
ガンなどでは病の進行具合による分類が一般的ですが、漢方でも疾病の進行や状態による分類があり、六経分類と呼ばれています。六経分類はその名の通り、病期が次の6つにわかれており段階的に病が進んでいく...
(写真は、静岡店前の薬草、牡丹の花)今回は日本に伝わる以前、つまり中国での成り立ちについて解説していきます。漢方の起源は...
(写真は、4月24日 むつごろう薬局 静岡店 の牡丹の花)病気になる原因は様々であり、そこには外的なきっかけも自分の身体に内在するものもあるでしょう。そのうち、漢方では季節の変化など私たちの...
中国の医学を知る上で、どうしても外せない書物が存在します。それは三大古典と呼ばれている・「黄帝内径」・「傷寒論」または「金匱要略方論」・「神農本草経」の三書です。これらは...
化学的に合成された西洋薬とは異なり、漢方薬では自然の状態で生育した植物や鉱物などを使いますので、副作用がないと思っていらっしゃる方も多いのですが、実際にはそうではありません。副作用のない...
漢方薬には多様な剤型がありますが、元来は煎じ薬といって生薬を煮出して煎じたものが基本となる飲み方でした。煎じ薬は、煮出す手間もさることながら飲みやすく加工されていないので、場合によっては味や...
漢方薬本来の力を引き出すには、煎じ薬が有効であるということを以前お話ししましたが、その他の剤型もやみくもに作られたものではありません。どれも目的とする効果を狙って考えられた剤型ばかりですので、...
(写真は、当帰の花)「気」や「血」と同じく身体をめぐる「水(すい)」は、無色の液体を指します。リンパ液など、血液を除いた体液のことを表していると...
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