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鈴木寛彦

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鈴木寛彦(すずきひろひこ)

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コラム

帯を緩める

秘伝のツボ (東洋の知恵)

2017年12月7日 / 2018年9月6日更新



 最近、腱鞘炎やバネ指というお客様が多いので、今回はそのお話です。先日、テレビで親指の使い過ぎにより、手首が痛むという人が増えてきているということが取り上げられていました。●親指を広げる筋肉(長母指外転筋と短母指伸筋)は、スマートフォンを親指で操作すると、何回も腱と鞘がこすれて炎症が起きやすくなる●人によって、2つの筋肉の腱が入っている鞘が2つに分かれている人がいて、もともと狭く空間にそれほど余裕がなかったのが、さらに腱と鞘がこすれやすくなり腱鞘炎になりやすくなる…ということで、とても勉強になりました。
 母指腱鞘炎、バネ指(弾発指)に「帯脈(たいみゃく)」というツボが使われます。体の側面、ウエストの高さにあります。特に親指に効きます。人差し指から小指までは他のツボがありますが、それはまたの機会に。「帯脈」を刺すときには、「復溜(ふくりゅう)」という足首の近くにあるツボに刺して置くとスジが逃げなくなって刺しやすくなります。まるで待ち針みたいだと思います。今回足の裏を合わせて座って、自分で「復溜」と「帯脈」を刺してみました。「帯脈」は眼球痛、眼圧亢進などの眼疾患、膝関節痛、五十肩などにも効果がありますが、乾き気味だった眼が潤いました。さて、これを鍼なしで柔らかくするにはと考えたところ、最近いろいろなものに取り付けているバネホックが浮かびました。ツボを刺激するのにとてもいい形だと思います。「復溜」はアキレス腱の前縁、内くるぶしの上2寸(指3本)のところにあります。例えば左の「復溜」にバネホックのオス(たぶんないと思いますのでアルミホイルを丸めた物、ビーズ、エレキバンなどでもいいです)を貼ります。その上を右手の親指などで押さえます。次に左手の人差し指から小指をくっつけて左のウエストライン(体の側面から前後10cmぐらい)をほぐしていきます。とても硬い方は皮膚をつかんでひっぱるとだんだん緩んできます。親指が痛くない方は親指でほぐしてもいいです。柔らかくなったら、体を右側に倒して、さらにほぐしてください。帯脈は症状ないほうを刺激するといいようです。もし左に症状がある場合は右を重点的にほぐしてみてください。帯を緩めると、手がしっかり動くようになりますよ。

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