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谷津吉美

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谷津吉美(やつよしみ) / 薬剤師

有限会社むつごろう薬局

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コラム

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2017年10月5日 公開 / 2022年3月16日更新

テーマ:秘伝のツボ (東洋の知恵)

コラムカテゴリ:医療・病院



 
お盆休みに倉敷にある大山名人記念館に行ってきました。最近、将棋がブームになっていますが、私はその少し前から興味を持つようになりました。将棋好きなこともあり、「3月のライオン」というアニメも観ていて、実写化された映画も観に行きました。将棋のことはよく分からなくても、ストーリーで楽しめたのですが、将棋のルールが分かればもっとおもしろくなるのにと思っていました。そんな時に、藤井四段が、駒に動かし方が書かれているスタディ将棋というものをもらったことにより将棋始めたことを知りました。注文してから届くまで時間がかかりましたが、駒を並べるところから少しずつ覚えていくつもりです。「ハチワンダイバー」というドラマで将棋のマスは9×9で81であることは知っていたので、駒は全部で40枚ということはすぐ覚えました。手元の中央に置く大将となる駒には王将と玉将があります。通常は上手が王将、下手が玉将を使うそうですが、もともとは玉将しかなかったようです。
 ツボにも「王」がつくツボはないのですが、「玉」がつくツボはあります。「玉枕(ぎょくちん)」、「玉堂(ぎょくどう)」です。今回は「玉枕」を紹介します。頭のてっぺんから手を背中のほうに滑らせていくと、後頭骨のでっぱりがあります。これを外後頭隆起といいます。その上縁で正中線より親指の幅より少し離れたところに「玉枕」があります。主治は頭痛、眼痛、鼻閉です。清頭目(頭と目をすっきりさせる)の作用があるということで、少し爪で刺激していたら、調べものをして本をすごく離さないと見にくくなっていたのが、近くで見やすくなりました。私にはでっぱりを越えたところの方が効果的だと感じました。メガネがズレるのを防止してくれるメガネバンドというものを使ったことがないのですが、もう少し下のところにバンドがくるのでしょうか。目にいいといわれているアクアマリンの玉を縫い付けて「玉枕」を刺激できたらとてもよさそうです。最近はスマホ老眼になっている方も多いそうです。よかったら刺激してみてください。

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