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谷津吉美
薬剤師
谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
谷津吉美(薬剤師)
有限会社むつごろう薬局
江戸時代に入ると鎖国が始まり、大陸との交流や貿易には制限がかかります。医学も例に漏れず限定的な情報しか得られなかったため、日本独自の考え方や治療法が発展していくことになりました。漢方からは横...
25歳の女性 手足の冷えと不眠不安が強いとで、近隣の先生からご紹介されご来店されました。 生理不順 立ちくらみ 排卵直前から生理前の鼠径部の腫れ がありました。また、人に気を使う性格で気が沈みや...
「気」や「血」と同じく身体をめぐる「水(すい)」は、無色の液体を指します。リンパ液など、血液を除いた体液のことを表していると捉えて良いでしょう。正常に循環している場合には問題ないのですが、一度...
新しい畑を求めて・・・ 毎年、暑く湿度の高いこの時期になると必ず思い出すことがあります。それは、新しい畑を求めて静岡の山間部、井川周辺に通った時のことです。もう十余年前の事になります。七...
中国の医学を知る上で、どうしても外せない書物が存在します。それは三大古典と呼ばれている・「黄帝内径」・「傷寒論」または「金匱要略方論」・「神農本草経」の三書です。これらは中国や日本な...
何事もやりすぎは良くないといいますが、これを上手く言い当てたものに「中庸」という言葉があります。やり過ぎではない、つまり「し過ぎない」「適当」といった意味合いを持ちます。適当とは、決していい加...
自覚症状不妊症(2年) 子宮筋腫 ビラン 卵巣機能不全 両卵管閉塞体質 中肉、顔色は貧血して蒼白で小倉流望診では果物顔(青白い幾分黄ばんだ、ロウ人形のごとく透き通るような冷えっぽい顔つき)、生...
現代では科学の進歩などのおかげで、季節を問わず手に入るものも増えてきました。ですが、暑い時期に属するスイカやキュウリが体を冷やし、寒い時期のかぼちゃやサツマイモが体をあたためるように、本来は季...
「漢方薬は飲みにくい」そう感じている人は多いようです。それもそのはず、西洋薬は錠剤やカプセル剤にしたり味をつけたりと飲みやすく加工してあるのに対し、漢方薬は生薬そのままの味がするのですから。...
漢方薬の元となる生薬には、植物や動物、鉱物由来など実に様々なものが使われていますが、その大半は植物です。その原料となる植物の栽培は日本国内でも行ってはいるのですが、依然として供給量が少なく、原料...
不調を感じながらも異常がみつからない未病についてのお話最近、どことは言えないけれど何となく体調がすぐれない。頭痛がとれないので病院で検査してもらったけれど、特に異常はみつからなかった。そう...
体質: やせ方、気が沈む、思い悩む、人に気を使う、寒がり、手足の冷え、喘息、食後眠い、不眠(熟睡できない、途中覚醒、多夢)、低血圧(90,50)、大便1日1回、小便1日5-6回、夜間3回、頭痛、めまい、立ちく...
古代中国における食医の役割とは?生きるということは食べることであり、食なくして生きていくことはできません。そんな当たり前のことを最近は、忘れがちになっていることはありませんか?時には暴飲暴...
これまで漢方について色々とお話してきたのですが、中には少し難しく捉えてしまっている人もいるのではないでしょうか。概念や形式ばかりだと、わかりにくい部分が多いかもしれません。ですが、私たちは案外、...
日本で医薬品を作ることは非常に大変です。まだ30代の血気盛んな男は、畑の無農薬・有機肥料で作った薬草「芍薬」と「当帰」を真剣に薬にする事を考えました。そこには大きな壁が立ちはだかりました。それは、...
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