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谷津吉美
薬剤師
谷津吉美プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
谷津吉美(薬剤師)
有限会社むつごろう薬局
わたしたちが体の不調を感じたとき、漢方ではどのような診察を行って証を決めていくのでしょうか。その様子は、やはり西洋医学とは異なっているようです。例えば、冬場に流行するインフルエンザを西洋医学で...
西洋医学は、現在の日本医療を支える骨幹をなしている医学です。いわば主流であり、これなしでは治療できない疾患も数多く存在します。しかし、西洋医学だけでは治せない疾病があることも事実であり、漢方はこの...
花粉症は水毒(すいどく)から起こる 漢方ではこのように考えます。水毒というのは、東洋医学特有な考え方で体の中に余分な水が溢れて、病気を起こす現象です。花粉症では特に鼻の粘膜の辺りに汚れた水が溜ま...
2人に1人は花粉症と言われる時代ですが、耳鼻科に行くと色々な薬を処方してくれます。その中にはとても良く効く薬が沢山ありますが、残念なことに、眠気や口渇が強く現れてしまうことがあります。眠気の少ない...
『どうする家康』も終わってしまいましたね。写真は家康公が服用していた八ノ字の生薬です。以前取材を受けた時の内容が転載できなかったので、こちらをご覧ください。取材 戦国の世を制した男が“御医師”...
今回は、日本における漢方の歴史にとって重要な転機を紹介します。今日の漢方医学の主流派ともなっている古方派は、江戸時代に始まりました。観念的な理論を排除して積み重ねられた経験を重んじ、古来より存...
皆さんこんにちは。今回は少し難しい話をします。飽きずに最後まで聞いてくださいね。季節の変わり目は、体調を崩す方が増える時期です。昔から「草木の芽吹き時」と言って、気持ちが落ち着かなくなります。...
最近でも、手を低温やけどして手術を勧められた方や、飛んできたアイロンをつかんで火傷した方が紫雲膏でよくなって紫雲膏のすごさに驚くばかりです。むつごろう薬局でお渡しするリーフレットにはしもやけ、や...
漢方薬には飲み薬だけではなく、塗り薬もあります。先日、赤紫色をした軟膏、紫雲膏を作りました。紫雲膏は華岡青洲が改良を加えたものです。紫雲膏という名の由来は、紫は成分の紫根、雲は華岡青洲の通称から...
30kmの壁を突破オリンピックをご覧になりましたか?マラソンの優勝は男女ともにケニアの選手で、閉会式でケニアの国歌が2回流れました。男子マラソンは8日の日曜日だったので観ていたのですが、2位と3位と、4...
風邪を引いて2-3日、脈浮で頭痛がして項が強ばり、悪寒がして発熱する場合は太陽病が病んでいます。太陽病の病気の治し方は、発汗して病邪を体外へ追いやることです。その主要な役割を担う二味の薬徴は、「麻...
パソコンをうまく使えない私たち漢方薬局では、「証」は常に患者さんと一緒に考えていかなければなりません。「証」とは、患者の身体内における病変が外に現れた徴候を、漢方的診断基準(望・聞・問・切)...
認知症の種類は主に4つあります。アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性型認知症、前頭側頭葉変性症です。その中でもっとも多いのが、アルツハイマー型認知症です。脳内に老人斑が見られ、...
陰陽とは、東洋医学の考えです。食べ物に関しては体を冷やすものを`陰`、温めるものを`陽`としています。食べ物が取れる気候や時期によってその性質が変わってきます。鬱陶しい梅雨があって、真夏の太陽...
皆さんが、家族の方や友達と会った瞬間、その表情や顔色から、なんとなくいつもと違うと感じたことはありませんか。「何か元気が無いな、気が沈んでいるな」などなど。その「何か」はうまく説明できませんが...
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