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コラム
マナーうんちく話1409《新人を快く受け入れ、職場を活性化する心構②》
2017年2月17日
【なにを、どのように教えるか】
新人とは何もかも大きく異なるということを十分認識したうえで、あせらず、何を、どのように教えて行くかを明確にして下さい。
●何を教えるか
・先ず仕事は何のためにするか
・仕事をして給料を頂くということは具体的にどういうことか
・職場とはどのような場所か
・仕事の喜びについて
・苦労を経験する事の大切さ
・耐えることや我慢することの大切さ
・他者を思いやることの大切さ
・仕事に関連する知識やスキル
●どのように教えるか
・「こちらが笑えば、相手も笑う」スタイルがお勧め
こちらから相手に関心を抱き、ギブ&ギブの気持ちで接して、先ずは新人との信頼関係を築くことが大切です。
・座学+行動
新人はセミナーなどで鍛えられていますから座学は得意です。しかし経験はないので行動力はこれからです。共に汗をかくことがお勧めです。
・褒めて伸ばす
新人は褒められて育っていますからその路線は頷けますが、学校と職場は違います。学校は授業料を払って通いますが、職場は金を稼ぎに行く所です。
良い所を褒めると共に悪い所もキチンと指摘しなければなりません。
時間と共に褒め加減のコントロールも必要かも・・・。
・なぜそうするのか
新人の主体性を引き出すために、単に指示するだけではなく、「なぜそうするのか」をキチンと教えてあげて下さい。
仕事は見た目も格好良く、綺麗な仕事ばかりではありません。見かけも悪く、重労働で嫌なことでも、将来を考えれば今のうちにやらなければならないこともあります。
仕事師として、あるいは人としての成長段階において、どうしても越えなければいけない壁もあります。先輩として、あるいは上司として、時には毅然とした態度で接することは大切だと考えます。
どんな仕事にも、どんな職場でも越えなければならない山が有ります。
新人が苦労して、努力してその山を越えたら、共に喜び、称賛し、仕事仲間として認めてあげるのもいいですね。
新人と先輩上司が距離を近づけるポイントは、兎に角誠意を持って接することでしょう。
相談されたら丁寧に答える。
ここで信頼関係が産まれたら、意外に新人の方から近づいてくるかも。
仕事の質や量は往々にして人間関係に左右されやすいものです。
最初は互いに慣れていないから違和感を抱いて当たり前です。
そこからスタートして次第に親しくなるわけです。
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