脳ってどんな働きをしているの?「大脳」の「大脳基底核」編

こんにちは、GENRYUです(^^)
前回に引き続き、「目の使い方」「視線」について深掘りしていきたいと思います。
視線で集中力アップ!? 脳を活性化させる視線の秘密
僕たちが何気なく行っている「見る」という行為。
実は、脳の活性化状態にまで影響を与えているって知っていましたか?
「遠くを見る」と「近くを見る」では、脳への影響が大きく異なるんです。
遠くを見る→集中力アップ&リラックス効果も!
遠くの景色に視線を向けることは、毛様体筋をリラックスさせ、眼精疲労を軽減する効果があります。
美しい景色を眺めることで、気分転換になり、ストレス軽減にも繋がります。
ストレスが減ると、副交感神経が活性化し、リラックス効果が高まります。
さらに、遠くを見ることで視野が広がり、周辺視野も活用されます。
周辺視野を使うと、脳全体の活性化に繋がり、注意力や集中力、
判断力などがアップする効果も期待できます。
それだけじゃありません!
遠くを見ることで、空間認識能力や創造性も高まるという研究結果もあるんです。
例えば、ミシガン大学の研究では、自然の風景を眺めることで、注意力や記憶力、
創造性などが向上することが示されています。
これは、遠くの景色を見ることで、脳はより多くの情報を処理するため、
空間認識能力が向上し、新しいアイデアや発想が生まれやすくなるためと考えられています。
また、遠くを見ることは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、
リラックス効果を高める効果も期待できます。
ストレスの軽減は、創造性を発揮するために必要な心の余裕を生み出すことにも繋がります。
近くを見る→集中力はダウン…
一方、近くの物体に視線を集中させることは、毛様体筋を緊張させ、
眼精疲労を引き起こしやすくなります。
近くばかりを見ていると視野が狭くなり、周辺視野が使われなくなってしまいます。
周辺視野が使われないと、脳の活性化が低下し、集中力や注意力が散漫になりがちです。
さらに、近くを見る状態が続くと、交感神経が優位になり、
ストレスや緊張状態が慢性化してしまう可能性も。
結論:遠くを見る時間を意識的に増やそう!
意識的に遠くを見る時間を増やすことは、眼精疲労の軽減、
ストレスの軽減、脳の活性化、集中力や注意力の向上などに効果が期待できます。
寝る前に遠くを見ることも、交感神経の活動を抑制し、
リラックス効果を高めることができるため、睡眠の質を向上させる効果も期待できます。
質の高い睡眠をとるためには、副交感神経を優位にし、
リラックスした状態で眠りにつくことが重要です。
目の疲れと脳の疲労
長時間のパソコン作業やスマホの使いすぎで、目が疲れると、脳も疲れてしまいます。
近くを見続けることで、毛様体筋が緊張し、「眼精疲労」を引き起こすだけでなく、
「脳の疲労」にも繋がるからです。
目と脳の疲労回復方法
そんな時は、以下の方法を試してみましょう。
①遠くの景色を見る
定期的に遠くの景色を見ることで、毛様体筋の緊張を和らげ、眼精疲労を予防しましょう。
②目を温める
ホットタオルやアイマスクなどで目を温めることで、血行を促進し、目の疲れを軽減しましょう。
③目の体操
眼球を上下左右に動かしたり、ぐるぐると回したりする目の体操は、眼精疲労の予防に効果的です。
④ブルーライトカットメガネを使う
ブルーライトは、眼精疲労や睡眠障害の原因となるため、
ブルーライトカットメガネを使用することで、目の負担を軽減することができます。
⑤目の周りのツボ押し
眉頭にある「攢竹(さんちく)
眉の中央にある「魚腰(ぎょよう)
目尻にある「絲竹空(しちくくう)」などのツボを優しく押してみましょう。
⑥十分な睡眠
睡眠不足は、眼精疲労や脳の疲労を悪化させる要因となります。
質の高い睡眠をしっかりとるように心がけましょう。
今回は、目の位置が運動能力や脳の活性化状態に与える影響について、
具体的な方法も交えてお話しました。
前回のコラムと併せて一緒にエクササイズを行って頂けると、
無意識に固くなっているカラダの緊張がほどけ楽になってきますので、
ぜひ実践してみてくださいね(๑•̀ㅁ•́๑)✧
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう(*^^*)



