痛みを改善するために「感覚」を理解して「インプット情報」を変える
こんにちは、GENRYUです(^^)
今回は、脳ってどんな働きをしているの?「大脳」の「大脳皮質」編
こちらのテーマでお届けします。
今回のテーマは「大脳」をまず知ろうです。
なんでもそうですが、
まず構造と分類を知ることで、物事の理解が進みます。
というわけで、まずは構造を分類しながら、理解していきましょう。
「脳」は大きく「大脳」「脳幹」「小脳」と3つの大きなパーツに分かれている
という説明は以前のコラムで説明しました。
今回は「大脳」についてみていこうと思います。
「大脳」は脳全体の2/3を占める最も大きなパーツです。
主な働きは、
✓考える
✓感じる
✓記憶する
など幅広い機能を担っているんです。
ここまでは何となく聞いたことあるんじゃないですか?
もうちょっと深ぼっていきます。
その「大脳」はさらに3つに分類されます。
1.「大脳皮質」
2.「大脳髄質」
3.「大脳基底核」
1はご存知の方も多いと思いますが、
2.3あたりになると、初めて聞くキーワードになってきませんか?
これをそれぞれ説明していきます。
今回は、これがメイン!
1.「大脳皮質」
大脳皮質は大脳の最も表側にある厚さ2〜4mmの層で、
神経細胞(ニューロン)が密集している場所です。
脳を見ると、表面がしわしわになっているのを見ませんか?
それは、この神経細胞を脳の限られた空間に収めているからなんです。
さらに脳の表面に見えるしわの溝の部分を「脳溝」といいます。
この「大脳」は主要な「脳溝」によって、大きく4つに分けられます。
1.前側(額側)の部分「前頭葉」
2.頭のてっぺんの部分を「頭頂葉」
3.頭の後ろ側の部分を「後頭葉」
4.頭の側面の部分を「側頭葉」
ちなみに、「葉」という字がついているのは、
溝など肉眼ではっきり確認できる境界によって分けられた領域があるからです。
これら4つの場所は、それぞれメッチャ大切な役割を果たします。
さていきましょう。
1.前頭葉「大脳皮質の1/3」を占める
主な特徴
①随意運動(自分の意思による運動)を司る
②思考
③情操(優れたものや美しいものに触れて感動する豊かな心のこと)
*ココ衰えている方、多くないですか??
2.頭頂葉
主な特徴
①感覚情報をの統合「全身から入ってきた感覚、外界から入ってきた感覚まとめる」
例えば、足の裏の感覚や背骨からの感覚によって
自分の体の位置や傾きを把握する場所
*感覚がキチンと入ってこないと、カラダって傾きませんか??
3.後頭葉
主な特徴
①視覚情報の中枢
目で見た情報は、一旦この後頭葉に集められます
4.側頭葉
主な特徴
①聴覚認知
耳で聞いた情報は、一旦この側頭葉に集められます
②視覚的記憶
③言語的記憶
記憶の中枢がある場所です
まず、今回は「脳」の3大構造の1つ
「大脳」の「大脳皮質」についてまとめてみました。
人間って不思議なもので、
自分のカラダがどうなっているのか?
それを勉強する時は、「病気」になってからです。
このように「病気」になる前に、カラダの仕組みを知っておくことで
「病気」を未然に防げるとは思いませんか?
この構造を覚えて頂くことは「点」をうつ作業だと思ってください。
これが後々、色々とつながってきますので、
まずは「知る」ことから始めてみてくださいね(๑•̀ㅁ•́๑)✧
次回は「大脳髄質」「大脳基底核」編を
ザクッと解説していきたいと思いますので、お楽しみに(*^^*)