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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

臨床心理士合格の報をたくさんいただいています

2020年2月16日

テーマ:塾生 合格者 卒業生

コラムカテゴリ:スクール・習い事

先日、臨床心理士資格試験の合格発表があり、卒塾生の方々からたくさん合格の報が届いています。「苦節4年」やそれに類する言葉をよく聞きました。4年というのは、大学院受験までの当塾での勉強をスタートとし、大学院に入ってからの2年間、受験までの1年間を指します。臨床心理士の資格は2年で取れるわけではないということをあらためて実感しました。
今、後期の入試が行われていますが、私たちが手がける受験は時事問題と背中合わせにあります。以前、新型インフルエンザが出たときには、多くの大学で感染に関する英語の問題が出ました。入試、受験という観点からでも、WHOの文章はしっかり見ておくべきでしょう。また、日本医師会のページなどもまずは見ておくことが重要です。この国の最大のリスクは嘘をつくわ、法律は守らないわ、新しい解釈と称して違法行為や脱法行為をする内閣と、事実を報じないメディアです。こうなると、事実は、自分で紡ぎ合わせていくしかなかなか方法がありません。よく適切に怖がりましょうという言説が飛び交いますが、そんなことができるのは、よほどの冷静な目と、情報を咀嚼し、事実を導き出せる手続きを知っている人くらいです。正しいことは正しい、おかしいことはおかしいということは意外に難しいことです。ましてや、今の政治とメディアを見ていると、戦時中とはこんな社会状況だったのだろうと想像がつきます。こういった政治とメディアの社会的役割を終えた者同士の国民を不幸に導くことを目指したタッグは非常にやっかいです。

先日、ある大学院の入試問題で、国会でまともに答弁をしない「某国の政府」を心理学的に分析する問題が出ていました。大学の先生も危機感を持っている方は多いのだと思います。今こそ、時間をかけてでも大学院に進み、しっかり学び、事実を見抜く目を養い、適切な行動を取るプロセスと手続きを身につけていくことが必要だと強く思います。知的武装こそが、今を生き抜くのに大切なことです。


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